書評ブログ

『ニッポン社会のほんとの正体 投資とお金と未来』

「いま、日本経済に大きな光が差している。この30年にわたり続いてきた暗いトンネルを私たちは抜ける。その根拠もこの本に存分に記してある。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1972年福岡県生まれ、元ライブドア代表取締役CEO、現在はSNS media&consulting株式会社ファウンダーで、ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療を啓蒙している実業家堀江貴文さんが書いた、こちらの書籍です。

 

堀江貴文『ニッポン社会のほんとの正体 投資とお金と未来』(徳間書店)

 

この本は、日本の現在地を正しく理解するための教科書で、重要だと思われる45のトピックを厳選し、それぞれの本質を見据えながら解説している書です。

 

本書は以下の5部構成から成っています。

1.「投資」は希望だ

2.「お金」の真実

3.「ビジネス」の勝算

4.「日本人の知性」の危機

5.「権威」はヤバい

 

この本の冒頭で著者は、「すべての過ちは、無知が招く。そして無知は搾取される。世の中はあたまのいい人が得するようにできている。残酷だが、それが真実だ。」と述べています。

 

本書の前半では、「投資は希望だついて以下のポイントを説明しています。

◆ JCTの株主軽視の呪縛は解かれた

◆「オルカン」「S&P500」は買うな

◆ いまこそ日本株を買え

◆ 投資の3つの原則:長期運用・分散投資・低コスト

◆「死者のマインド」を持て

 

この本の中盤では、「お金の真実および「ビジネスの勝算」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ ふるさと納税をしないやつはアホ

◆ 退職金は、単なる「給与の後払い」で、転職ペナルティ

◆ マイホームを買っていいのは、「マイホームが夢」という人のみ

◆ 搾取し、搾取される「現金信者」

 

◆ デジタル化を邪魔するITゼネコン

◆ 格安SIMを使え

◆ 日本食(和牛)ブランドを損ねる日本人

◆ チケットの高額転売は市場原理

 

本書の後半では、「日本人の知性の危機」および「権威はヤバいついて説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆「境界知能」の人は見えざるハンデを抱え、深刻な犯罪に巻き込まれるリスク

◆ 日本語、とくに長文を理解・読解できない日本人

◆ クソリプは「スカートめくり」と一緒で、かまってちゃん

◆「情報の民主化」を加速させたユーチューブ

◆ タコツボ化したSNSがダークヒーローを生む

 

◆ 悪名高き日本の「人質司法」

◆ 成長をしない日本の義務教育

◆ Fラン大学には絶対に行ってはいけない

◆「出会いの民主化」が、「モテの格差」を拡げる

 

あなたも本書を読んで、「ニッポン社会のほんとうの正体」を知り、投資とお金と未来について考えてみませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3526日目】