「ビジネスの成功者たちは、読書を知識・行動・成果に変えている」と提唱している書が出版されました。
本日紹介するのは、行動読書コンサルタントで研修講師も務める大岩俊之さんが書いた、こちらの書です。
大岩俊之『年収を上げる読書術』(大和書房)
この本は、「成功者はみな読書家、年収を上げたければ、本を読むことから始めよう」と呼びかけている書です。
読書をすれば必ず成功者になれるわけではありません。ただ、成功者は例外なく必ず読書家だった、というのが、著者の大岩さんが読書に没頭するキッカケになったと言います。
まずは「成功者の真似をしてみよう」というところから出発していますが、それが好きなことで自ら起業し、年収を2.5倍にすることに繋がったそうです。
本書は以下の7部構成になっています。
1.年収を上げるために知っておきたいこと
2.もう迷わない!年収を上げる本の選び方
3.効率のよい読書をするためのメソッド
4.読んだ内容を絶対に忘れない記憶術
5.読書を確実に行動に結びつける技法
6.思い通りの成果を出すための心得
7.年収を上げるのに役立った本50冊
この本を読んで何がビックリしたかと言えば、著者の「読書術」とほとんど全く同じ本の読み方を私がしてきている、ということです。
以下のような本書のポイントは私の「読書術」(=私は「多読」と呼んでいます)とまったく同じです。
◆ 年間300冊のビジネス書を読んでいる
◆ 本の選び方はリアル書店での出会い重視、Amazon のレビューは参考
◆ Amazon プライム会員で読みたいときにすぐに読むことが基本
◆ アウトプット(=私の場合はブログ書評)を前提として読む
◆ 古典的名著は難しくボリュームがあるので易しい入門書やマンガから読む
◆ 仕事やビジネスに直結したビジネス書を読む
◆ 目的を明確にして興味のある時を逃さず読む
◆ 「タイトル」「目次」「はじめに」「おわりに」など編集者と同じ視点で読む(=「ゆる速読」)
◆ 良書の参考文献に挙げられた本をすべて読む
◆ 気に入った本の著者の本はすべて読み尽くす(=私は「メンター原書」と呼びます)
以上の私の「多読術」がそのまま本書のポイントになっていますが、この本が凄いところは、そうしたポイントを、読書が苦手だったり、なかなか行動できない人の立場に立って書かれている点です。
読書の大切さやどうやったら読書を習慣にできるか、ということが、さまざまなステージの読み手に分かりやすく書いてあります。
次に、著者の大岩さんと私の「読書法」が違うところを参考までに以下に挙げておきます。
◆ 私の場合は付箋を活用して本は折らない、書き込まない、という読み方(愛着があり書き込めません!)
◆ 同じ本を2回、3回と繰り返し読む著者に対して、私は2回までが原則(=いろんな本を次々読みたい!)
◆ 著者は図書館から借りないそうですが、私は図書館もAmazon中古もブックオフもフル活用する
最後に本書では、「年収を上げるのに役立った本50冊」が紹介されていますが、これは驚きました。数冊を除いて私はすべて読んでいて、しかもすべて感銘を受けた良書ばかりが並んでいます。
本書で紹介されている50冊の中で、古典的な名著の定番を除く書籍の中で、私も読んで強く感銘を受けた本をいくつか次に挙げておきます。
世の中には同じ思考法、同じ行動をとる人がいるのだ、と改めて感動しました。あなたもぜひ本書を読んで、年収を上げる読書の習慣をつけませんか。
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では、今日もハッピーな1日を