ドキュメンタリー『定年前起業への道-57歳からの挑戦!』の第108回は、メイン商品である自主開催の「講座」において、基本コンセプトの一つとして、「マインドフルネス」を採用することについてです。
もともと、「ハワイ人生リセット講座」については、ハワイ滞在中に「スピリチュアル体験」を盛り込むプログラムを考えていました。
しかしながら、そのメニューについては、自分自身が転職前にリフレッシュのためにハワイ一人旅を行ったときに体験した以下の2つを漠然と考えていた程度です。
1.リーディングによる将来の展望と留意事項のアドバイス
2.ロミロミ・マッサージを中心とするスパ体験
それに加えて、私の場合は、ワイキキのアラワイ運河沿いの道を東へ歩いて、ダイヤモンドヘッドの麓近くまで散歩し、ロコ御用達のカフェで朝食を摂るのが日課でした。
それがとてつもなく心地よく、朝の澄んだ空気とハワイの爽やかな気候、行き交うジョギング姿の人たちの笑顔や挨拶など、すべてが癒される体験だったのです。
「ハワイ人生リセット講座」では、その朝の散歩は体験していただこうと考えていました。
≪ 「マインドフルネス」はこの2冊からヒント!≫
メイン商品の中核として、事業立ち上げ期から「ハワイでの講座」をメインに打ち出そうと決めてから、さまざまな情報収集を行ってきましたが、次の2冊に出会って、基本コンセプトが固まりました。
荻野淳也外『世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方』(日本能率協会マネジメントセンター)
サンガ編集部 編『グーグルのマインドフルネス革命』(サンガ)
2日連続で上記2冊の書評をブログに掲載しましたので、そちらも参照してください。こちらのリンクから読めます。
「マインドフルネス」はもともと仏教の「瞑想」にその起源を持つものですが、宗教色を一切排除した形で欧米のトップ企業、トップ・ビジネススクールにて次々に採用されています。
「マインドフルネス」は、「意図的に、いまこの瞬間に、評価や判断とは無縁の形で注意を払うことから、浮かんでくる意識」であると、マサチューセッツ大学医学大学院のジョン・カバット・ジン博士により定義されています。
今この瞬間に十分な注意力を注ぎ、大事なことに集中して取り組む力が、「マインドフルネス」です。Google、インテル、Facebook やハーバード・ビジネススクールなど、トップ企業やスクールが研修や研究に採用しています。
私の「ハワイでの講座」では、朝の散歩と組み合わせて、ダイヤモンドヘッドを眺めながら、「瞑想」体験を毎日の「日課」として組み入れる計画です。
おそらく、ハワイ滞在中のカリキュラムの「軸」として、受講者の方々には「得難い体験」になるのではと思っています。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと59日です。皆さまの温かい励ましと応援をどうかよろしくお願いいたします。