「人生は、ほんの小さな習慣で変えられる」と説いて、毎日の生活を変える「行動の変化」、すなわち習慣を実践することで大きな変化を生み出す「ライフハック」を提唱している本があります。
本日紹介するのは、北極における気候変動を研究するかたわら。ライフハック、IT、文具などをテーマとしたブログ「Lifehacking.jp」を運営するブロガーの堀正岳さんが書いた、こちらの書籍です。
堀正岳『ライフハック大全ー人生と仕事を変える小さな習慣250』(KADOKAWA)
この本は、人生を変える「7つのライフハック」について、著者が2004年以降、ウェブから収集し、書籍を通して学び、ブログで紹介し、自分でも実践してきたライフハックのうち、時間が経っも新鮮さを失わない、初心者でも実践できるものを厳選して紹介している書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.始めよう「人生を変える7つのライフハック」
2.時間管理「時間は増やせる」
3.タスク管理「小さな勝利を積み重ねる」
4.集中力・ストレス対策「やる気も仕組み化」
5.読書・情報収集・学習「情報は減らして管理する」
6.発想・アウトプット・思考「自分だけのアイデアがある」
7.コミュニケーション&チーム「味方は増やせる」
8.日常生活・旅行「ちょっとした快適さを」
9.習慣化・やめない技術「人生を変える小さな習慣」
この本の冒頭で著者は、まず人生を変えるなら、「時間の使い方を極端にする」ことを勧めています。
それは、質より量を攻めることであり、時間がかかると思い込んでいることを攻略することでもあります。
この本を通してずっと著者が伝えていることですが、人生は変えられる、その小さな革新が、やがて大きな変化も可能にする、ということです。
次に、以下のことを行っていけば人生が変わると、著者は説明しています。
◆ 決断するスピードを加速する
◆ 言葉を変えれば性格は変えられる
◆ すべての場所にメモとペンを持ち歩く
◆ 心のヒーロー(本で知ったメンターなど)に悩みを打ち明ける
◆ 機会にはすべて「イエス」と言う
◆ 小さな習慣で、毎日を「小さな勝利」にする
最初に、「時間管理」については、様々な具体的・実践的なノウハウを本書では紹介しています。私も活用する有効な手法で主なものは以下の通りです。
◆ 通勤時間を見直すために引越しを検討する
◆ 自分の黄金時間にドラゴン(最難関タスク)を倒す
◆ プランニングは「日・週・月」に分けて別々に
◆ すべての予定はクラウドにまとめる
◆ 「余暇の時間」をあらかじめカレンダーに入れておく
◆ 80:20の法則を味方につける
続いて、「タスク管理」ではTo Do リストの活用法、「集中力・ストレス対策」では、やる気を仕組み化するコツを具体的に紹介しています。
さらに、「読書・情報収集・学習」については、情報ダイエットにより絞り込んだり、デジタル化することや、速く読むための工夫を提案しています。
この本の後半では、「発想・アウトプット・思考」として、アイデア法の実践的なノウハウや、思考をつなぐ習慣、そしてアウトプットとしてのプレゼンについて、具体的にポイントを提示しています。
次に、コミュニケーションやチーム力に関するコツを紹介しています。「ハンロンの剃刀」、「ザイオンス効果」、「カメレオン効果」、「フランクリン効果」など、実践的に使える手法を説明しています。
続いて終盤では、日常生活について、様々な文具やアイテムが紹介され、出張や旅行で便利に使えるワザも提示されています。
最後に、習慣化ややめない技術について、「やめない仕組みを作るコツ」として、ユニークな手法が解説されています。
その中では、「30日チャレンジ」で人生を楽しく変えたり、人生マッピングで長期的思考を俯瞰するのは、とても共感する方法です。
そして、究極のライフハック習慣として、「瞑想」を挙げています。世界レベルのビジネスマンやアーティストたちの8割は、なんらかの形で「瞑想の習慣」を持っていると言われているそうです。
あなたも本書を読んで、人生と仕事を変える小さな250の習慣を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を