幸福な定年後を過ごす人々の実際を取材し紹介している本があります。
本日紹介するのは、新聞記者、高校教師を経て、ノンフィクション・ライターになった足立紀尚さんが書いた、こちらの書籍です。
足立紀尚『幸福な定年後』(晶文社)
この本は、ノンフィクションライターである足立紀尚さんが、定年後の61人の方を取材して話を聞き、そのうち47人の物語を紹介しています。
定年後に必要なのは、自分が描いた理想郷の実現を信じて果敢に現実に立ち向かってゆく信念と勇気だろう、と著者は言います。
「年を取ることだけは経験できない」という言い方をされることがありますが、定年も同じかもしれない、と本書では述べています。
つまり定年は全ての人にとってフロンティアなわけで、定年という未知の世界に対して挑戦していく「開拓者」こそが、個性的でユニークな定年後を実現させている、ということでしょう。
本書は、そうしたユニークな「定年後」を過ごしている「47人の物語」を以下の10部構成に分類して紹介しています。
1.新しい「仕事」に挑戦する
2.好きなことに熱中する
3.職人の技をきわめる
4.商売をはじめる
5.終のすみかをさだめる
6.高齢社会に生きる
7.日本を飛び出す
8.仲間と過ごす
9.家族のかたち
10.自分流の隠居を楽しむ
「47人の物語」は、それぞれに魅力的で、定年後にどのような人生を送ろうかと考える私たちに、様々な示唆を与えてくれます。
具体的な物語の内容はぜひ、本書をお読みください。私がとくに印象に残った物語を最後に記しておきます。
◆ カナダと日本を行ったり来たり
◆ 自転車でアジアを走る
◆ ロンドンに語学留学する
◆ アメリカで小学校の先生を体験する
◆ シニアのための起業の会を立ち上げる
◆ フィリピンでのんびり暮らす
◆ 本の自費出版と日記で人生を振り返る
あなたも本書を読んで、自分が目指す「定年後生活の」のヒントを探してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を