チャンスをつかむ「決める」習慣68を紹介している本があります。ベストセラー作家である中谷彰宏さんの著書を、今日は紹介します。
中谷彰宏『決断できる人は、うまくいく。チャンスをつかむ「決める」習慣68』(Gakken)
この本は、タイトルの通り、「決断できる人は、うまくいく」ということを述べた書です。著者の中谷さんはまず、「判断」と「決断」の違いを次のように説明・定義しています。
◆ 「判断」とは、〇(メリットだけがあること)と×(デメリットだけがあること)から〇を選ぶこと
◆「 決断」とは、△(メリットとデメリットがあること)と△(メリットとデメリットがあること)から選ぶこと
学校の勉強は、〇と×から正解を選ぶものですが、世の中には、デメリットがなく、メリットだけのものはありません。
したがって、「判断」しようとすると、いつまでも「決断」できなくなります。うまくいく人は、「判断」できる人ではなく、「決断」できる人です。
本書は、以下の6部構成から成っています。
1.正しい判断をした人より、早く決断した人が、チャンスをつかむ
2.決断が、チームの士気を上げる
3.決断は、習慣になる
4.情報化社会では、決断力で差がつく
5.決めたら、迷わない
6.リーダーは、未来を変える決断をする
以上のそれぞれの Chapter ごとに複数の習慣が紹介されています。私も納得した習慣のいくつかを、以下の紹介します。
1.人生はクイズ番組のようなもの、答えがわかる前に、ボタンを押そう
2.正しい判断をした人より、早く決断した人に、人はついていく
3.決断力とは、切りかえ力だ
4.自分で考え抜いてから相談するほうが、決断できる
5.早い決断は、間違っても修正できる
6.決断の基準は、成功ではなく、希望が生まれる(ワクワクする)ことだ
7.知っている人より、決断した人が成功する
8.決断した人を応援してあげると、自分も、決断力がつく
9.情報化社会では、決断力で差がつく
10.自分で決めないと、ほかの人に決められるだけ
この本は、今の会社を退職して、独立起業をしようと考えている人には、ほんとうにピッタリの書です。
ぜひ本書を手に取って、著者の中谷さんが記す「言葉」の数々を噛みしめていただきたいと思います。
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では、今日もハッピーな1日を!