「お金」の歴史を学び、その本質を押さえ、様々なエピソードを知ることによって、「お金」に対して新たな視点を加えてくれる本があります。
本日紹介するのは、慶應義塾大学大学院修士課程修了、コロンビア大学経済学部大学院博士課程修了の後、IMF(国際通貨基金)エコノミストを経て、日本銀行政策委員会審議委員を務め、現在は慶應義塾大学教授の白井さゆりさんが書いた、こちらの書籍です。
白井さゆり『仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書』(小学館)
この本は、「お金」とは一体どのようなものなのか、「お金」について総合的に学べる「教科書」としても役割を持った書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.「お金」の歴史
2.中央銀行と「お金」
3.「お金」とは何か?
4.仮想通貨-その本質と可能性
5.仮想通貨時代の「お金」のゆくえ
6.「仮想通貨時代」を生き抜くために
この本の冒頭で著者は、仮想通貨を含めた「お金」の本質を理解し、これらと上手く付き合っていく術を学べば、将来に対する不安が和らぎ、精神的にも物質的にも豊かな生活を手に入れる一助になる、と願いを述べています。
本書では、著者が経験した中央銀行の仕事について、その役割や「お金」との関わり方を示し、さらに「お金」とは何かという、本質的な問いに答えています。
またいろいろと話題の仮想通貨についても、次のような視点から、その捉え方や今後の付き合い方について、多くの示唆を与えてくれています。
◆ ブロックチェーンという技術の特性
◆ 法定通貨になれるのか
◆ キャッシュレス決済の現在と未来
◆ 金融の世界における変化
◆ 仮想通貨の光と影
本書は、漠然とした不安を抱く私たちに対して、仮想通貨や「お金」の本質を提示し、しっかりと向き合うことを提言しています。
あなたも本書を読んで、「お金」を正しく理解し、今後の変化にしっかりと向き合いませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!