「変化を恐れるな。人生は何度でも描き直せる。」と述べている本があります。
生成AIの登場により、雇用市場は大きく変わりました。転職や起業は特別な選択ではなくなり、キャリアは “一本道” ではなくなっています。
本日紹介するのは、1941年生まれ、東京教育大学(現・筑波大学)附属駒場中学・高等学校を経て、東京大学でX線結晶学・鉱物学を専攻し、ハーバード大学で博士号を取得。米国で研究者・技術者・経営者として活躍し、技術開発から技術経営まで歩んできた大橋慶一さんによる、こちらの書籍です。
大橋慶一『柔軟な人生計画術 絵本からAIまで』(幻冬舎ルネッサンス新書)
この本は、理論と実体験を融合させ、「人生計画は何度でも更新できる」というメッセージを届ける、新時代の人生指南書です。
本書は、以下の11部構成から成っています。
1.人生計画入門
2.学生時代
3.現職時代
4.定年退職後
5.生成AI入門
6.生成AIで人生計画を
7.家庭の経済環境
8.人との縁
9.転職・異動と転居:私の場合
10.人生計画と個性
11.後輩へ知恵の伝承
本書の前半では、「人生計画」という概念を柔らかく解きほぐします。人生を長期プロジェクトと捉える視点は、まさに人生100年時代にふさわしい発想です。主なポイントは以下の通りです。
◆ 人生計画は固定するものではない
◆ マンダラチャートで思考を可視化する
◆ 学生時代からの設計視点
◆ 現職時代の戦略的な選択
◆ 定年後も “次の章” は続く
この本の中盤では、生成AIという新しいツールをどう活用するかが語られます。著者自身がAIを活用して人生計画を立てた実例を公開している点がユニークです。テクノロジーを“脅威” ではなく “道具” として使う姿勢が印象的です。主なポイントは次の通り。
◆ 生成AIの基本理解
◆ AIを使った人生設計の実例
◆ 情報整理と意思決定の補助
◆ キャリア戦略の再構築
◆ 学び続ける姿勢の重要性
本書の後半では、より人間的なテーマに踏み込みます。科学者・技術者・経営者として歩んできた著者だからこそ語れる、実践的で重みのある言葉が並びます。主なポイントは以下の通りです。
◆ 家庭の経済環境の影響
◆ 人との縁が人生を動かす
◆ 転職・異動・転居の実体験
◆ 個性と人生計画の関係
◆ 知恵を次世代に伝える意義
私自身、セカンドキャリアやトリプルキャリアを提唱していますが、本書は「一度立てた計画に縛られない」という柔軟性の重要性を改めて教えてくれます。変化の時代に必要なのは、“正解を探すこと ”ではなく、“描き直す力” という考え方には強く共感しました。
生成AIを活用しながら、自分の人生をアップデートし続ける。そんな姿勢を持ちたい方におすすめの一冊です。
キャリア設計や人生戦略については、YouTubeチャンネル「大杉潤のYouTubeビジネススクール」でも発信しています。ぜひチャンネル登録もお願いします。
では、今日もハッピーな1日を!【4016日目】