100歳以上まで生きる方を英語で「センテナリアン」と言いますが、日本では「百寿者」と呼ぶのが広がってきています。
「百寿者」研究20年の専門家に学「幸せに長生きするための新しい生き方」を提唱している本を今日は紹介します。慶應義塾大学医学部の百寿総合研究センター所長の広瀬信義・特別招聘教授が書いた、こちらの書です。
広瀬信義『人生は80歳から-年をとるほど幸福になれる「老年的超越」の世界』(毎日新聞出版)
この本は、2014年4月に慶應義塾大学医学部に創設された百寿総合研究センターにおいて、本格的に行われるようになった「百寿者研究」の成果と進捗状況を披露した書です。
長寿遺伝子は現代医学で最も関心の高いテーマですし、世界的に高齢化が進む中で、長寿に関する研究が盛んになっています。
日本は高齢社会のフロントランナーであり、百寿者の事例も数多くなってきていることから、その研究も世界の注目を集めていると言えるでしょう。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.人は100歳が近づくとどうなるのか
2.80歳をすぎると幸せ感が高まっていく
3.遺伝と長寿の関係性
4.人は100歳を超えるとどうなるのか
5.百寿調査のこれから
本書の巻末には、コラム「百寿者のこぼれ話」および参考として「引用文献・サイト」リストが掲載されています。
人は80歳をすぎた年齢になると「老年的超越」に向かって幸福感を高めていく、というこが著者たちの研究で明らかになってきています。
どうして80歳を超えると変化していくのか、また80歳の先には何が待っているのでしょうか。本書を読んで、心から励まされ元気になっていく高齢者が続出している、と言います。
「人生80歳から」ということが医学的にも解明されつつある時代に、私たちは生きています。あなたも本書から、自らの人生設計を立てるヒントと元気をもらってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を