自己PR誌上講義『7つ星の自己PRをあなたへ』の第3弾で、自己PRの土台として2番目に挙げられている「信念」(人生の羅針盤)に関する書籍が刊行されました。
本日紹介するのは、3年間で2,000人の自己PR指導を行っている、自己PRコンサルタントの森田恒行さんが書いた、こちらの電子書籍です。
森田恒行『自己PRで人生の羅針盤を手に入れる 「決める」=「捨てる」という考え方 わくわく自己PR塾誌上講義Vol.3』(Kindle版)
この本は、先般、刊行された『7つ星の自己PRをあなたへ なぜ日本人は自己PRが苦手なのか わくわく自己PR塾』(Kindle 版)、の第3弾となる続編です。
わくわく自己PR塾誌上講義Vol.1およびVol.2の書籍はこちらです。
この第3弾の書籍では、最初の章にて、これまでの自己PRについて著者の森田さんが提唱してきた大切なポイントが復習として繰り返して記されています。
まず、自己PRとは、「自分と世の中とのつながり」を意味するもので、自分をアピールすることではありません。
自己紹介が、過去や現在の自分に関する情報を述べるのに対して、自己PRとは、未来への「自分の想いや考え方」を相手目線で伝えるものです。
そして、自己PRは、「最初の0歩」として、「自分をことばにして自分に伝える」という工程を経て、以下の4ステップでつくっていきます。
1.自分を知る
2.自分を理解する
3.相手を理解する
4.ことばをつくる
そしてそのベースとなる考え方が、次のような「7つ星自己PR」というコンセプトです。
1.価値観(あなた自身の価値観)
2.信念(あなたの仕事に対する信念)
3.自信(専門家としての誇り)
4.ターゲティング(理想とするお客様像)
5.キャッチコピー(お客様にお約束できること)
6.ブランディング(商品・サービスの価値)
7.伝え方(どの順番で何をどう伝えるか)
この中の最初の3つ、①価値観、②信念、③自信は、「自分軸」を構成する大切な要素となります。
今回の誌上講義Vol.3では、主として2番目の「信念」について解説されています。(3番目の「自信」については誌上講義Vol.4にて解説される予定)
この後、本書では、嘘とハッタリの違いについて述べられ、著者の好きな本として、ホリエモンの著書『ゼロ』(堀江貴文・ダイヤモンド社)に記された次の言葉を引用・紹介しています。
「挑戦と成功を繋ぐ架け橋は努力しかない。」
「成功したければ挑戦すること。」
「挑戦して全力で走り抜けること。」
「その全力疾走のことを人は努力と呼ぶ。」
つまり、自己PRとは、「自分のことばで、自分の羅針盤をつくること」。そして、そこに必要となってくるのは、「熱い想い」と「自分のなりたい姿」が明確になっていること。
続けて本書では、「信念」について解説されています。「信念」とは、漢字を分解すると、人が言う今の「心」です。注目すべきは「言う」で、ことばにすることです。
著者の森田恒行さんの「信念」は、「自己PRをとおして、お互いに応援し合える世の中をつくること」と述べられています。
つまり、「信念」はことばにして話すことが重要で、頭の中にある「やるべきで、やりたくて、できること」を「信念」として、ことばにして発信しましょう、ということです。
この本の後半では、第2弾の書で解説されていた「価値観」の復習が記され、「信念」は「価値観の集合体」と説明されています。そして、過去の「できること」から考えてはいけない、というわけです。
あくまでも未来から考える、「やるべきこと、やりたいこと」から考えていくのが「信念」なのです。
本書の後半では、行動に結びつけることについて、「捨てること」、「決めること」について解説されています。そうした「決める体質」になりたければ、次の「3つの心がまえ」を常日頃から守りましょう、と著者は述べています。
◆ 保留にしない
◆ ドタキャンしない
◆ リスケしない
あなたも本書を読んで、信念を行動に結びつけ、「自分のことばで自分の羅針盤をつくる」という自己PRの真髄を実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を