書評ブログ

『じぶん経済圏』

「他人にコントロールされる『他人経済圏』ではなく、自分の好きなこと・得意なことで収入を得る『じぶん経済圏』で生きてみませんか?」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、28歳の時に自己破産寸前まで膨らんだ借金を徹底した節約と資産運用によりわずか2年で完済、その後は収入の複線化コア・サテライト投資で資産を拡大し、34歳の時にお金に不自由しない状態「お金のストレスフリー」を実現、現在は全国で「学校では教えてくれないお金の授業」を講演、株式会社ファイナンシャルインディペンデンス代表取締役田口智隆さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

田口智隆『じぶん経済圏』(みらいパブリッシング)

 

 

この本は、楽しみながら自分の好きなことを柱にした「じぶん経済圏」を作り、経済的自立を目標とした指南書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.「じぶん経済圏」のすすめ-他人経済圏依存を減らして不安を解消する

2.自分の価値を売る「じぶん経済圏」-モノ、コンテンツ、コミュニティ

3.8時間から始める経済圏構築プラン-コンセプトと名前、ルールを決める

4.成功した5人から学ぶこと-私はこうやって経済圏をつくり上げた

5.あなたの未来の芽となる3万円の使い方-お金を生み出していくお金

6.地球に生きるものすべてが経済圏をつくって生きる-人間は楽しく生きる動物

 

 

この本の冒頭で著者は、あなたが主体となって回していく仕組みが「じぶん経済圏」であり、自分でコントロールできる、と述べています。

 

 

つまり、「ひとりベーシックインカムを目指そう」というのが「じぶん経済圏」をつくるということなのです。

 

 

現在は「勝者総取り」の時代であり、自分の状況を変えるには、まず時間を確保すること、そして立ち止まって考えることだ、と著者は言います。

 

 

次に、「じぶん経済圏」の構築には、以下の3つのポイントが重要だと本書では説明しています。

 

◆ 正しい情報にアクセスすること

◆ 実践、行動すること

◆ 継続すること

 

 

この本の中盤では、自分の価値を売る「じぶん経済圏」を構築する際に、次のような手順や留意点を挙げています。

 

◆ 自分の世界観を持つ

◆ 不要不急の支出を止める

◆ 最初はミニマム・ゴールを設定して始める

◆ 自分がやりたいこと、好きなこと、得意なことから考え、強みをお金に換えていく

◆ 継続するには「無理をしないこと」

 

 

◆「じぶん時間」を取り戻す

◆ 楽しさはモチベーション維持に欠かせない

◆ 毎日1時間は「じぶん経済圏」の作業をし、習慣化する

◆ SNSや新しいネットサービスを利用する

◆ 本を参考にする

 

 

本書の後半では、以下の成功した5人の事例、およびあなたの未来の芽となる「3万円の使い方」を紹介・説明しています。

 

◆菊地若奈さん(主婦や子育ての枠を乗り越える)

◆ 根本好美さん(自分の得意を仕事にする)

◆ 城村典子さん(まず始めてみる、そこから考える)

◆ 庄司誉幸さん(答えはクライアントが持っている)

◆ 小嶋款さん(人付き合いも大きな武器に)

 

 

この本の最後で著者は、「じぶん経済圏」をつくることは、ひとりベーシックインカムを実施することになる、と述べています。

 

 

またそもそも人は楽しく生きること、ゆるいつながりの中で生きること、そのために自分の頭で考えること、および新しい時代へ向かう原動力として、オリジナリティが大切だ、と解説しています。

 

 

あなたも本書を読んで、ストレスなく稼ぐ「じぶん経済圏」をつくることにチャレンジしてみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2501日目】