「人生で一番辛いのは、失敗を許してもらえないことです。人の失敗を許しましょう。」と提唱している本があります。
本日紹介したいのは、博報堂のCMプランナーを経て、執筆活動に入り、恋愛エッセイ、小説、から人生論、ビジネス書まで幅広く1,000冊を超える本を出版している中谷彰宏さんが書いた、こちらの書籍です。
中谷彰宏『人を許すことで人は許される』(PHP文庫)
この本は、不器用な生き方しかできないすべての人に贈る101のメッセージ集です。
「101の言葉すべてが、今のあなたに必要な言葉とは限りません。」と著者は言います。ピンと来なかったら、読み飛ばしながら目を通すと、きっと得られるものがあるでしょう。
本書は「101の言葉」とその解説が各1ページで2ページずつの構成になっています。
私がとくに心に響いた言葉を以下に紹介します。
◆ 人生は1億点満点のテスト。0点と100点の差なんて、大したことない。
◆ 「もう終わりだ」と思った瞬間から、戦いは始まっている。
◆ 挑戦とは、大きなことをすることではない。明日するちいさなことを、今日することだ。
◆ 熱意はスピードでしか表現できない。神様を動かすのは、スピード、スピード、スピード。
◆ 選択肢は2つ。今やるか、一生やらないか。
◆ したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。
◆ 感謝には、あらゆる障害を乗り越えるエネルギーがある。
◆ 人生は、混んでいる駐車場ビルのようなもの。1階上がるだけで、ガラガラ。
◆ 壁にぶつかった人は幸せだ。壁までたどり着けない人が、大勢いるんだ。
◆ 神様は、駅の改札のようなもの。堂々としていれば通れるけど、ビクビクしていると通れない。
◆ 天才は、努力をしていないのではない。努力の跡を消しているのだ。
◆ 諦めるというのは、積極的な生き方だ。
◆ ムダ足とわかっていて、足を運ぶ人が成功する
◆ 人生に1つくらい取り返しのつかないことがあったほうがいい
◆ 「負け」を決めるのは、相手でも審判でも神様でもない。あなたが認めないかぎり、「負け」ではない。
◆ どんあ大きな悩みごとも、蚊に刺されてかゆい時は、忘れてしまう。
この本の最後に著者は、本を読んだときに2通りの反応を示す人間がいる、と指摘しています。
1つは、101個ある言葉を読んで、「このひと言が納得できない」と手紙を出す人。
もう1つは、「このひと言に涙が出た。」という手紙を出す人。
納得できないひと言にこだわるより、心に沁みるひと言を大事にしてください、と著者は言います。しばらくしてもう一度読み直してみると、きっとまた別の言葉が心に沁みてくるはずだ、ということです。
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では、今日もハッピーな1日を