「一瞬で毒にも薬にもなるもの、それはなんだと思いますか?」と問いかけ、「それは『ことば』です。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、うつ病からKindle作家、そしてAudible作家へと進み、文字と音声の両方を使って、自身の想いを届けるべく日々奮闘中の飛立未鳥さんが書いた、こちらの書籍です。
飛立未鳥『誹謗中傷に振り回されないSNS活用術』(Kindle出版)
この本は、誹謗中傷をテーマとし、著者が経験した嫌な思いをした経験を踏まえ、「誹謗中傷をどのように捉え、どのようにしたらSNSにおいてコミュニケーションを楽しんでいけるのか」を考えて記した書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.誹謗中傷とは何か
2.なぜ誹謗中傷をするのか?
3.誹謗中傷に心を痛めないように
4.誹謗中傷だと思われないように
この本の冒頭で著者は、「本書では一般的に誹謗中傷とまでは言えないような、書かれた人が嫌な思いをしたという程度のものまで幅広く『誹謗中傷』と書かせていただきます」と述べています。
本書の前半では、「誹謗中傷とは何か」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 誹謗中傷とはことばによる暴力
◆ 匿名がゆえの言いやすさと無責任さ
◆ 誹謗中傷と批判は違う
◆ 誹謗中傷か言論の自由かは、相手の尊重がポイント
この本の中盤では、「なぜ誹謗中傷をするのか?」について考察しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 人間関係は、2:6:2の法則で「嫌い」がいる
◆ 誹謗中傷のタイプは、9タイプ
◆ ①語彙力欠如、②思考不足、③感情爆発、④嫌がらせ
◆ ⑤嫉妬、⑥欲求不満、⑦暇つぶし、⑧マウント、⑨同調
本書の後半では、「誹謗中傷に心を痛めないように」および「誹謗中傷だと思われないように」について解説しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 出る杭は誹謗中傷にあいやすい
◆ エゴサーチしない
◆ レビューやコメントを見ない
◆ コメントを受け付けない
◆ 2:6:2の法則を理解する
◆ 相手を憐れに思う
◆ 何かに没頭する
◆ 冷静に分析する
◆ 法的措置という対処法も
◆ 意識せずに誹謗中傷コメントになる場合も
◆ 誹謗中傷をすることで人生が狂う
◆ 投稿前に一旦立ち止まって考える
この本の締めくくりとして著者は、「誹謗中傷なんかに振り回されずにSNSでのコミュニケーションを多くの方に楽しんでほしい」と述べています。
あなたも本書を読んで、誹謗中傷なんかに振り回されずに、どんどん発信を続けていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3106日目】