「人生は何度でも挽回できる!」とエールを送り、新たな道を「生き直す」プロ野球ドラフト1位、7人の軌跡を描いた本があります。
本日紹介するのは、昨日に続き、立教大学4年時に23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験し、大学卒業後は、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経てフリーランスとなった元永知宏さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
元永知宏『敗者復活~地獄をみたドラフト1位、第二の人生』(河出書房新社)
この本は、プロ野球のドラフト1位に指名されながら、なぜ成功できなかったのか、という要因を探りながら、その後の人生について、追跡取材を行ってまとめたものです。
本書は以下の7名の人生の軌跡によって7部にて構成されています。
1.増渕竜義(2006年ヤクルト ⇒ 野球スクール塾長)
2.入来祐作(1996年巨人 ⇒ ホークス三軍コーチ)
3.桧山泰浩(1985年近鉄 ⇒ 司法書士)
4.真木将樹(1997年近鉄 ⇒ 法政大学野球部コーチ)
5.渡辺正人(1997年千葉ロッテ ⇒ 石川ミリオンスターズ監督)
6.田口竜二(1984年南海 ⇒ 白寿生科学研究所課長)
7.横山忠夫(1971年巨人 ⇒ 手打ちうどん『立山』店主)
著者によれば、怪物や天才が集まるプロ野球でも、ドラフト1位は特別な存在だ、と言います。チームの誰よりも注目され、期待されます。
しかし、そのプレッシャーに押しつぶされ、成績を残せないまま、ある者は数年で他球団にトレードに出され、ある者は戦力外通告を受ける、ということです。
こうして、「契約金ドロボー」のレッテルを貼られて球団を去る選手は数えきれないほどいる、と本書では述べています。
しかし、プロ野球選手に引退はあっても、人生に引退はない。ユニフォームを脱いでからも生きていかなくてはならないため、挫折から第二の人生を目指すことになります。
この本では、そうした挫折し、地獄を見たドラフト1位選手が、どのようにして人生を立て直していったか、その軌跡を描いています。
7選手のそれぞれのストーリーについては、ぜひ本書を直接手に取ってお読みください。それぞれ一度は地獄を経験しています。
しかし、ヒットを打ち続けるバッターがいないのと同じように、ミスも挫折もない人生などどこにもない、それを乗りこえたときに初めて、敗者は勝者になれる、という本書の言葉は、心を打ちます。
あなたも本書を読んで、新たな道を「生き直す」ドラフト1位、7人の人生の軌跡から、生きる勇気をもらいませんか。
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では、今日もハッピーな1日を