「ドナルド・トランプの人生は成功と失敗の繰り返しと言えますが、よくある成功と失敗と大きく違うのは、トランプが若い頃から「でっかく考える」ことを心がけ、とてつもない成功と失敗を繰り返してきたことです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1956年広島県生まれ、慶應義塾大学卒、業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立、トヨタ式の実践現場などを幅広く取材、現在は成功した起業家、投資家、経営者などの研究をライフワークとしている経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥さんが書いた、こちらの書籍です。
桑原晃弥『挑戦を続け何度でも蘇るドナルド・トランプの名言』(ぱる出版)
この本は、「政治家トランプ」の言葉も含まれていますが、主に「経営者トランプ」の言葉をまとめたものです。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.「成功哲学」を語る
2.「お金の稼ぎ方」を語る
3.「自分の売り出し方」を語る
4.「逆境に負けない生き方」を語る
5.「人を動かし人を魅了する方法」を語る
6.「生き方の信条」を語る
この本の冒頭で著者は、「トランプが幾度もの危機を乗り越えながら不動産王から大統領にまで上り詰めることができたのは、まだ何者でもなかった頃から常に『でっかく考え』、失敗を恐れず『やってみればいいではないか』と挑戦を続けた結果と言えます。」と述べています。
本書の前半では、「成功哲学を語る」および「お金の稼ぎ方を語る」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 大きく考えろ。シングルヒットを狙うな。ホームランを狙え
◆ やってみればいいではないか。失うものが何かあるのか
◆ 行動を起こす前に、100%機が熟すのを待ってはいけない
◆ お金を稼ぐことを第一の目標にしてはならない。お金は自分の成功のご褒美の一つ
◆ 私の子どもたちは、手本を見て、お金の大切さを覚えた
この本の中盤では、「自分の売り出し方を語る」および「逆境に負けない生き方を語る」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 宣伝に値することをした時には、遠慮せずに自己宣伝をしよう
◆ 政治家は政治的な経験はあるだろうが、常識と一般社会での経験が欠如している
◆ 僕は折れるよりは戦う。一度でも折れると、たちまち弱気という評判が立つからだ
◆ 景気がいい時の売れ行きに気を良くしてはおけない。市場は常に変化している
◆ 失敗を終焉とみなしてはいけない
本書の後半では、「人を動かし人を魅了する方法を語る」および「生き方の信条を語る」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ どんなに込みいった問題でも、10語足らずで説明できる
◆ 友達選びは慎重に行う必要がある。形ばかりの友人とは縁を切れ
◆ 自分の話す題材について、完璧に知り尽くせ
◆ 目隠しをしてビジネスはできない。視野を広める努力を日課にしなければならない
◆ 新しいアイデアや情報に心を閉ざしてはならない
あなたも本書を読んで、トランプ流の「成功し続けるための考え方」を学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3662日目】