雑誌『クロワッサン』の8月25日特大号にて、「本のない人生なんて。」という特集を行いました。
本日紹介するのは、「この本と出会えたから、いまの私がある。極私的読書案内。」をテーマとする、こちらの雑誌特集です。
雑誌『クロワッサン 8月25日特大号 本のない人生なんて。』(マガジンハウス)
この雑誌特集は、本に影響を受け、本によって目をひらかれ、助けられ、人生さえ変わった人も多いはず、という問題意識でまとめられたものです。
本特集は、以下の8部構成から成っています。
1.本のない人生なんて-極私的読書案内(5名紹介)
2.発見や出会いが棚に詰まった、読書の愉しみが広がる書店案内
3.一人暮らしを始めたとき、母から贈られた料理本
4.書評家・豊崎由美さん プロの読み方
5.恐怖・性愛・猟奇・・・異世界をのぞく、偏愛的読書の愉悦
6.おかえりなさい! 大好きだったマンガの世界へ
7.食わず嫌いでいた分野の作品を、読んでみての感想は?
この特集で、とくに読みごたえがあるのが、最初の5名による「この本と出会えたから今の私がある」という1冊の紹介。以下の5名の方々が、この本を紹介しています。
◆ 澤地久枝(ノンフィクション作家)・・・『人間の條件』
◆ 恩田陸(直木賞作家)・・・『チョコレート工場の秘密』
◆ 島田順子(ファッションデザイナー)・・・『ソクラテス最後の十三日』
◆ 朝井リョウ(直木賞作家)・・・『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』
◆ 中嶋朋子(女優)・・・『ものがたりの余白』
話題になった直木賞を受賞したふたりの作家の作品はこちらです。
直木賞作家の恩田陸さんは、年間300冊超の本を毎日、読み続けている、と言います。また、「本を読んで感銘を受けたフレーズや文は、必ずメモしておくんです。」と語っている女優の中嶋朋子さんは、いつも手のひらサイズのメモ帳を持ち歩いているそうです。
やはり本によって人生を変え、今も多くの本を読み続ける人たちがいることに、改めて深い感銘を受けます。私も年間300冊の本を35年間、読み続けて人生を変えました。
この特集では、私がトークショー・イベントの開催などで応援している神保町・ブックハウスカフェも、児童文学作家の角野栄子さん推薦の書店案内として、掲載されています。
角野さんがすすめる書店とは、「本の選び方にひとつ筋が通っている、こだわりがある書店」ということ。角野さんは日本全国はもとより世界各地を訪れ、「その土地の文化が書店から伝わってくる」と述べています。
この特集号では後半にもさまざまな切り口で本の魅力を発信しています。興味ある方はぜひ、この雑誌特集号を手にしてお読みください。
本が好きな方には強くお薦めします。
私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会とトークショー・イベントを開催しています。
ぜひ、一緒に「まちの本屋」を応援しましょう。
https://camp-fire.jp/projects/view/35979
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では、今日もハッピーな1日を