「コンプレックスの多くは本人しか気にしていません。他人からしたらどうでもいいのです。他人から見てどうでもいいことで私たちはいつもくよくよ悩んでいるのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、うつ病からKindle作家、そしてAudible作家へと進み、文字と音声の両方を使って、自身の想いを届けるべく日々奮闘中の飛立未鳥さんが書いた、こちらの書籍です。
飛立未鳥『楽しい人生を復活させる コンプレックス完全マニュアル : コンプレックスとうまく付き合い、更に輝け』(Kindle出版)
この本は、「楽しい人生を復活させるシリーズ」第5弾として「コンプレックス」についてまとめている書で、「コンプレックスは本人しか気にしていない」ということ、そして「コンプレックスなど気にせず、今を思いっきり楽しむ」ことを提唱している書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.コンプレックス概要
2.コンプレックスの苦悩度と対策度
3.コンプレックスとうまく付き合うには?
4.友人からコンプレックスを打ち明けられたら
この本の冒頭で著者は、「せっかく一度きりに人生。行動せずにいたら人生を楽しむことができません。」と述べています。
本書の前半では、「コンプレックス概要」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 外見上のコンプレックスと内面・その他のコンプレックスがある
◆ コンプレックスの経緯は、①被害があり嫌だと感じる、②比較して自分が劣っていると感じる、③自信が持てなくなる、④対策を講じる
◆ コンプレックスによる悪影響は、①行動・思考が制限される、②お金と時間がかかる
◆ コンプレックスがあることによるメリットは、①人のいたみがわかる、②予防・計画的に行動できる、③利用できる
◆ コンプレックスのきっかけは、①なんらかの被害があり嫌だと感じた、②他社あるいは過去の自分と比較した
この本の中盤では、「コンプレックスの苦悩度と対策度」ついて解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 苦悩度は4段階(ゼロも含めて)
◆ 対策度も苦悩度に応じて4段階
◆ 苦悩度と対策後の強弱で4つの状態がある
◆ 気分の落ち込みで苦悩度が強くなる
◆ ポジティブで意欲的な時は対策度が強くなる
◆ なにかに打ち込めている時は苦悩度が弱くなる
本書の後半では、「コンプレックスとうまく付き合うには?」および「友人からコンプレックスを打ち明けられたら」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ コンプレックスとうまく付き合っていく方法は、①コンプレックスだと思わない、②意識を他に向ける、③レベルアップを図る
◆ ①気にしすぎない、②物事には表と裏があると理解する、③自分を洗脳する、④比較しない、⑤認めてくれる人と付き合う
◆ ネタ・強みにする
◆ 友人からコンプレックスを打ち明けられたら、①まずびっくりする、②次にコンプレックスを持っている気持ちを受け止める、③最後にそのコンプレックスの内容自体を否定する
この本の締めくくりとして著者は、「他人のコンプレックスは紛れもなく『クソD(=クソどうでもいい話)の極み』です。」と述べています。
あなたも本書を読んで、コンプレックスにより思考や行動を制限されることなく、前へ進んでいきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3226日目】