読むだけでポジティブになれる、「超一流の人のちょっと深い話」を集めた本があります。
本日紹介するのは、テレビのクイズ番組で数々の優勝実績を持ち、現在は会社に籍を置きながら執筆活動をしている西沢泰生さんが書いた、こちらの本です。
西沢泰生『読むだけでポジティブになれる超一流の人のちょっと深い話』(アスコム)
この本は、「超一流」と呼ばれる人たちのエピソードによって、あなたの悩みやモヤモヤとした気持ちを解消し、明るく前向きな心になってもらうための本です。
「矢沢永吉の人たらし術とは?」とか、「お釈迦様が最期の説教前に弟子に言った一言は?」など、クイズ形式で楽しく進められるようになっています。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.超一流の人のポリシー
2.超一流の人のワザ
3.超一流の人のユーモア
4.超一流の人のピンチ脱出法
5.超一流の人の魔法
一説によれば、「一人の人間が1日に思考する回数は約7万回で、そのうちの8割はネガティブな思考をしている」のだそうです。
つまり、マイナスな考え方をすることは極めて自然なのですが、世間で「超一流」と言われている人たちには、圧倒的に「前向きな人」が多いのも事実です。
したがって、そんな「超一流な人たち」と同じような考え方を持つことができれば、彼らと同じように成果を残せる可能性も高まる、ということで、本書には、「超一流の人たち」が、どんな考え方をしたり、壁を乗り越えてきたのか、がギッシリと詰め込まれています。
これら「超一流な人たち」のエピソードに共通するのは、「ちょっと深い話」ということです。「すごく深い」ではなく、「ちょっと深い」というのがミソで、真似がしやすくて便利だから、ということです。
それと本書の特徴は「クイズ形式」というところです。著者の得意分野というだけでなく、クイズ形式だと答えを自分の頭で考えるので、楽しみながら考えることで、記憶に残りやすく、実行に移しやすくなる、というわけです。
冒頭に出てくるのは、日米通算の最多安打記録を更新したイチロー選手のエピソード。「イチローがインタビューの中で嫌いな言葉を挙げました。さて、漢字二文字で何という言葉でしょうか?」
答えは、「成功」です。イチローはあくまでも自分で立てた「目標」を基準に評価するのであって、他人の基準である「成功」という、曖昧なものは追求していない、ということです。
なるほど、「ちょっと深い」と思いませんか?このような、「超一流の人たち」とのエピソードが、例えば以下のようなクイズが次々に紹介されていて、「答え」を読むだけで確かにポジティブになってきます。
◆ 編集者に原稿をなくされた赤塚不二夫が発した言葉は?
◆ 「絵の値段が高い」と言われたピカソは何て答えた?
◆ 夏目漱石は総理大臣からの招待をどのようにして断ったか?
◆ お釈迦様が最期の説教前に弟子に言った一言は?
◆ 人気ゴルフ場が朝食を無料にする理由とは?
あなたも本書を読んで、「超一流の人たち」の考え方に触れて、ポジティブになってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を