日本の最高学府で最難関と言われる東大医学部の学生だけが知っている「超・知的生産法」を披露している書があります。
本日紹介するのは、東京大学医学部卒で、在学中から「岩波メソッドゴースト暗算」を開発して、教育ベンチャーを起業した岩波邦明さんが書いた、こちらの書です。
岩波邦明『東大医学部生だけが知る超・知的生産法』(角川新書)
この本は、著者の岩波さんの経験から習得した「知的生産力」の上げ方をテーマにしています。著者によれば、「知的生産力」の三本柱は以下の3つです。
1.持ち時間
2.集中に入る力
3.集中を継続する力
最初の要素となる「持ち時間」は、一日のうちに「実質的に知的生産に充てられる時間」を指します。24時間から、睡眠時間や通勤、食事など毎日の欠かせぬ行為の時間を差し引いた時間が「持ち時間」です。
次の要素となる「集中に入る時間」とは、普段の状態から集中モードに切り替えるための力を指します。
最期の要素が「集中を継続する力」です。ここで問われるのは、集中状態をいかに長時間継続できるかです。
以上の要素をまとめると、次の方程式に整理できます。
1日の知的生産力 = 1日の持ち時間 × 集中に入る速度 × 集中を継続できる力
この本で紹介するメソッドを実践していけば、様々なところで変化があらわれ、あなたの知的生産力が確実に向上する、と本書は説いています。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.「集中の瞬発力」を身につける方法
2.「継続」できる集中力はこうして身につけられる
3.「時間」と「脳」の効率的な使い方
4.環境改善とプライミング効果
5.ワンランク上のパフォーマンスを獲得するために
本書の冒頭で著者は、「知的生産力」と「脳の働き」には深い関係がある、と述べています。
人間の脳がひとつのことに注意を向けて集中するとき、脳のメカニズムとして、意味のある重要な情報だけを選別して、感覚野から知覚野へ受け渡す「効率的選択」が行われています。
本書では、「知的生産力」を向上させるための様々な行動や考え方を紹介していますが、次のようなことが印象的です。
◆ 最高のアイデアは短時間に生まれる
◆ 「最初の5分」に集中する習慣
◆ とてつもない生産力につながる「〆切力」
◆ 集中の瞬発力とゴールデンタイム
◆ 集中の筋トレ
◆ 見つめるのは「ゴール」ではなく「一歩先」
◆ 見過ごしてはならない「休憩力」
◆ 「勉強中」「仕事中」にこそ散歩する
◆ 究極の自己管理術は「無理をしないこと」
◆ 「だらしなさ」が生み出す高い集中
◆ 「速歩き」をすることでタイピングも速くなる
◆ アウトプット力を高める「速書きトレーニング」
◆ 「スキマ時間」の重要性
◆ 人間は決意では変わらない
◆ 「直感」は蓄積するもの
あなたも本書のメソッドを実践することで、劇的に「知的生産力」を上げてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を