「もし、あなたもカメラに興味があるのであれば、カメラマンという道を、オススメしたいと思います。」「副業としてカメラマンになるのも良いでしょう。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、法政大学卒業後、当時東証一部上場の医療系ベンチャー企業に就職し、新規事業開発に携わり、さらに創業1カ月のIT企業にて執行役員として海外向けのメディアや撮影サービスの立ち上げや運営に従事、その後独立して、株式会社トータルクリエイツ代表取締役、一般社団法人シェアリングエコノミー協会第三期アンバサダーの坂口康司さんが書いた、こちらの書籍です。
坂口康司『カメラマンになっていきなり月収を100万円にする方法』(自由国民社)
この本は、カメラマンに興味のある方が、仕事やお客様に恵まれて、最終的には月100万円以上を稼げるようになるために、必要なことを詰め込み、いわゆるテクニックではなく、できる限り再現性の高い考え方やノウハウを具体的に描いた書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.今の延長上に未来がないと思っているあなたへ
2.月収爆上げの秘訣はマーケティング
3.ギブアンドギブで撮りまくれ
4.初期投資は20万円! 必要なのはカメラとパソコンだけ
5.仕事はこう勝ち取れ
6.顧客コミュニケーションが9割
7.売れるカメラマン 5つの稼ぎ方
8.ガチで活躍しているカメラマン
この本の冒頭で著者は、「月100万円を稼げて、ステキな人間関係を構築できているのは、それ以上に多くの方に貢献して、喜んでもらっているからに他なりません。」と述べています。
本書の前半では、「今の延長上に未来がないと思っているあなたへ」および「月収爆上げの秘訣はマーケティング」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 独立すると、①ストレスが減る、②ステキな人に囲まれる、③自由な時間が増える
◆ カメラマンはスケジュールを全て自分で決められる
◆ カメラマンは、①付き合う人、②時間、③場所の3つの自由が得られる
◆ 好きに勝る武器はない
◆ カメラ、PCがあればカメラマン
◆ YouTubeで技術を学び、手を動かし続ける
◆ 独立前に必要な貯金と収入源
◆ 独立は準備が重要
この本の中盤では、「ギブアンドギブで撮りまくれ」「初期投資は20万円! 必要なのはカメラとパソコンだけ」および「仕事はこう勝ち取れ」ついて解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ すべてはペルソナ理解から始まる
◆ 大切なのは、技術ではなくマーケティング
◆ カメラマンは総合格闘技、写真以外に提供できる価値がある
◆ 自分が稼働しなくても収益を上げられる事業を
◆ 見返りを求めず、周りの人に貢献(=ギブ)し続けること
◆ 一生懸命さ、誠実さ、素直さ
◆ 健全な自信の無さが大切
◆ 雪が降っても自分の責任
◆ ポートフォリオをお金を使ってでも作る
◆ 良い写真を撮るコツは、①傾聴しまくる、②演じる、③褒める、④不快なことをしない
◆ 提供価値120点を取り続ける
◆ リピート、紹介実績の活用
本書の後半では、「顧客コミュニケーションが9割」「売れるカメラマン 5つの稼ぎ方」および「ガチで活躍しているカメラマン」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 顧客の質は単価に比例する(クレーマーとは付き合わない)
◆ 仕事が始まる前に満足度が広がる
◆ 仕事を断ることで仕事ができるという事実
◆ お金払い分かる顧客の質
◆ 貴重な経験を積む人物カメラマン
◆ 需要が急増している動画カメラマン+動画編集
◆「食」と「住」に関わる物件カメラマン
◆ 至高の一枚を撮る広告カメラマン
◆ 企業の商品を魅力的に撮影する物撮りカメラマン
この本の最後に、活躍しているカメラマン3名のインタビュー記事が掲載されていて参考になります。以下の3名です。
◆ 大原 昌人 株式会社ダニエルズアーク代表取締役
◆ 小澤 彩聖 写真家
◆ 廣江 修 studio hALo代表
カメラで副業や起業で成功したい方は、著者の坂口さんのデビュー作である『レンタルスペース投資の教科書』(自由国民社)も併せて読まれることをお薦めします。
この本の締めくくりとして著者は、「心がカツカツな状態から、仕事が軌道に乗り余裕が出ることで、身の周りの『幸せ総数』を増やすことができるのです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、売れるカメラマンになって、月収100万円を目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3223日目】