「しつもんを日常的に使っていると、仕事や人生における課題や問題が解決され、的確な意思決定を迅速に行えるようになり、行動が変わっていきます。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、昨日に続き、質問家の松田充弘さんが書いた、こちらの書籍です。
松田充弘『ビジネスで一番大切なしつもん』（日経BP社）
この本は、「しつもん力を上げれば売り上げが上がる」というコンセプトで書かれています。
ビジネスの成否を決める要因の６～７割は人間関係が占めていると考えられており、顧客との関係性を強化していくのに、しつもんは絶大なパワーを発揮する、と著者は言います。
本書は以下の５部構成から成っている。
１．しつもん力基礎講座
２．しつもん力を上げる「技術」
３．効果的な質問のつくり方
４．実践編 しつもん営業術 営業力を劇的にアップさせる「七つの法則」
５．ビジネスを成功に導く「魔法の質問マンダラチャート」
本書の冒頭で、ビジネスで成功するのは「人との関係性」づくりが上手な人だ、と著者は言います。
そして、関係性を深めていく最も重要なポイントは、相手を変えようとするのではなく、自分が変わることだ、ということです。
この本では、「しつもん」がすばらしいのは、相手との「関係性」を構築するのに、とても強力にサポートしてくれる最高のツールだからだ、と説明しています。
本書の中盤では、しつもんの作り方や、営業への活用法などを具体的に解説していて参考になります。興味ある方はぜひ、本書をお読みください。
最後に著者は、「あなたのビジネスで一番大切な “ しつもん ” は見つかりましたでしょうか？」と問いかけています。
著者の一番大切なしつもんは、「このチームで成し遂げられる奇跡は何か？」だということです。
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では、今日もハッピーな１日を
