「中高年、しかも定年後にボケる人とボケない人がいます。ボケるかボケないかは、『脳の整え方』次第です。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1960年大阪府生まれ、東京大学医学部卒、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神科医、国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問、和田秀樹こころと体のクリニック院長で、30年以上にわたり、高齢者医療の現場に携わっている和田秀樹さんが書いた、こちらの書籍です。
和田秀樹『60歳から脳を整える』(リベラル文庫)
この本は、高齢者を専門とする精神科医である著者が、老けない、ボケない、うつにならないための「脳の整え方」について、その具体的なやり方をふ含めて伝えてくれる書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.「ボケにだけはなりたくない」あなたへ
2.脳の前頭葉を整える
3.前頭葉を元気にするいい習慣
4.人づき合いにはおカネえをかける
5.相手に会わせない、協調しない
6.好奇心で脳を刺激する
7.脳が元気な人は体も元気だ
8.よく忘れる脳がボケない脳である
この本の冒頭で著者は、「ほんとうに怖いのは老人性うつと活力の衰え」だと述べています。
本書の前半では、「ボケにだけはなりたくないあなたへ」および「脳の前頭葉を整える」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 60代後半に脳の若々しさを保てば、認知症になる可能性は減る
◆ 脳の老化はまず前頭葉の老化から始まる(感情の老化)
◆ 筋肉が「廃用」するのと同じように、脳も使わなければ「廃用」する
◆ 脳を刺激しない生活が続けば、ガクッと老いる
◆ 60代こそ現役意識を失ってはいけない
◆ 脳には記憶を引き出す一種のインデックス機能がある
◆ 前頭葉の老化を防ぐためには出力系を整えること
◆ 出力系を整えるいちばんかんたんな方法は誰かと話すこと
◆ 脳の若々しさを保つ人は、自分の知らないことを屈託なく周囲の人間に質問する
◆ 日記を1日の出力として活用する(記憶を引き出すトレーニング)
◆ ブログで表現力を磨き、他人とつながる
◆ 辞書や地図を読むと、想起力が高まる
◆ くだらないテレビを観ていると前頭葉の廃用が進む
この本の中盤では、「前頭葉を元気にするいい習慣」「人づき合いにはおカネえをかける」および「相手に会わせない、協調しない」について考察しています。主なポイントは次の通り。
◆ 前頭葉は想定外の出来事で活発に働く
◆ シニア世代はスモールビジネスを起業せよ
◆ 行動すると、こころも行動的になる
◆ 株をやっている人はボケない
◆ 人づき合いにはおカネをかける
◆「ケチ」は感情を老化させる
◆ 美味しいものを食べて後悔する人はいない
◆ 肉料理には「幸せ物質」が含まれている
◆ お金を使うのも出力で、前頭葉を使う
◆ 反骨人生はいくつになってもボケない
◆ 堂々と冷静に議論すると脳は元気になる
◆ 男性が定年後にボケるのはやることがないから
本書の後半では、「好奇心で脳を刺激する」「脳が元気な人は体も元気だ」および「よく忘れる脳がボケない脳である」について、著者の見解を解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ ほしいもののない生活では脳が退屈しきってボケる
◆ 夢のあるものが脳にいい
◆ ほしいものが手に入ると脳はアクティブになり、感情は揺さぶられる
◆ 年齢とともに脳は縮む
◆ 前頭葉が元気なら歩くことは楽しい
あなたも本書を読んで、60歳から脳を整えることで、老けない、ボケない、うつにならない幸せな人生を送っていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2896日目】