「もう少し、ラクに暮らしてもいい」ー そう思い始めた60代の方に、そっと寄り添ってくれる一冊です。

本日紹介するのは、知的家事プロデューサーとして長年、「がんばりすぎない家事」「無理のない暮らし」を提案し続けてきた本間朝子さんによる、こちらの書籍です。

本間朝子『イラストでよくわかる60歳からの疲れない片づけと家事』(青春新書)

本書のテーマは、とても明確です。それは「疲れないけれど、ちゃんと暮らす」という発想。60歳を過ぎると、体力や気力の変化とともに、これまで当たり前にできていた家事が、少しずつ負担になってきます。

本書は、そんな変化を「衰え」として否定するのではなく、暮らしのやり方をアップデートするタイミングとして、やさしく導いてくれます。

本書は、以下の7部構成から成っています。

1.60歳からは「疲れない家事」がいい

2.疲れない片づけ

3.疲れない掃除

4.疲れない洗濯

5.疲れない料理

6.疲れない「名もなき家事」の工夫

7.便利なサービスや家電も味方につける

 

本書の前半では、「家事の考え方」そのものを見直す視点が示されます。主なポイントは以下の通りです。

◆ きちんとやろうとしすぎない

◆ 家事は「完璧」より「継続」が大事

◆ 体力を使わない動線を意識する

◆ がんばらない仕組みを先につくる

◆ 年齢に合わせて、家事の基準を変えていい

 

この本の中盤では、「片づけ・掃除・洗濯・料理」を具体的にどうラクにするかが、イラストとともに紹介されます。主なポイントは次の通り。

◆ 使う場所の近くに物を置く

◆ 掃除は「まとめない」「ついでにやる」

◆ 洗濯は回数と工程を減らす

◆ 料理は下ごしらえを簡略化する

◆ 家事のハードルを意識的に下げる

 

本書の後半では、「名もなき家事」や外部サービスの活用に触れています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 気づかないうちに負担になっている細かな家事

◆ 夫婦2人暮らしに合った家事分担

◆ 家電や宅配サービスを遠慮なく使う

◆ 片づけは終活の入口として考える

◆ 自分の時間と体力を守る選択

 

この本を読んで感じるのは、「家事は、人生を支えるための手段であって、目的ではない」ということ。

疲れきってまで家を整える必要はありません。少し手を抜いても、工夫を変えても、暮らしの質は保てる。むしろ、余力が生まれることで、日々の安心感や楽しみは増えていきます。

これからの暮らしを、「がんばる家事」から「続けられる家事」へ。そんなやさしい転換を後押ししてくれる一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【3974日目】