書評ブログ

『55歳からの豊かで自由な暮らし方108』

「お金を味方につけて、豊かで自由に暮らす」――そんな生き方のヒントを具体的に108項目にわたって紹介している一冊があります。

本日紹介するのは、大学在学中からファッションモデルとして活躍し、50代の今も健康的な美スタイルで私たちを魅了する三浦りさ子(みうら・りさこ)さんのインタビューを冒頭に掲載したこちらのムック本です。

『55歳からの豊かで自由な暮らし方108』(Gakken MOOK)

この本は、年金・退職金・働き方・家計管理・相続といった定年後の主要テーマを網羅しながら、人生の後半を軽やかに楽しむための実践的アドバイスをまとめています。お金を単なる管理の対象としてではなく、“人生を豊かにするための味方” として活かす視点が随所に散りばめられています。

本書は以下の5部構成になっています。

1.プランニング

2.年金・退職金

3.働き方

4.家計管理・節約

5.相続

 

この本の冒頭で紹介されているのは、三浦りさ子さんが語る「年齢を重ねても前向きに、美しく、そして自由に生きるための心構え」です。読者にとって人生後半をイメージする入口となるインタビューとなっています。

本書の前半では、「プランニング」および「年金・退職金」について、以下のポイントが解説されています。

◆「プランニング」で、老後を見据えた資産形成の基本設計を立てる

◆「年金・退職金」で、仕組みを理解し自分に合った受け取り方を選ぶ

◆退職金の運用と生活資金の確保を両立する知恵

◆“人生100年時代”に備えたシミュレーションの重要性

◆ライフプランを柔軟に修正しながら生きる発想

 

この本の中盤では、「働き方」および「家計管理・節約」について、紹介・解説されています。主なポイントは次の通りです。

◆「働き方」で、定年後も自分らしく収入を得る選択肢を広げる

◆副業や起業を含めた多様なキャリアデザイン

◆「家計管理・節約」で、固定費の見直しが将来の安心につながる

◆日常の小さな節約が大きな余裕を生む仕組み

◆消費を我慢ではなく“選択”と捉える考え方

 

そして本書の後半では、「相続」について、世代間のつながりについて考えるヒントが紹介されています。主なポイントは以下の通りです。

◆「相続」で、家族の安心を守るために必要な準備をする

◆遺言や贈与の基本知識をわかりやすく整理

◆もめない相続のために、事前の話し合いが不可欠であること

◆財産だけでなく“想い”を伝えることの大切さ

◆相続をきっかけに「生き方」を見直す発想

 

この本の締めくくりとして、「人生の後半戦こそ、自分にとっての豊かさを再定義し、お金を味方につけて自由に生きることが大切だ」と強調しています。

55歳からの暮らしをポジティブに変えていく108の具体的な知恵を詰め込んだ、人生設計の羅針盤のような一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【3869日目】