「日本人は世界一不安を感じやすい国民とも言われ、多くの人が将来への不安を感じています。なかでも、お金の不安は尽きないものです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1958年東京生まれで、健康器具販売会社の経営者から通販業界で成功を収め、現在は著述家、講演家、行政書士、宅建士、栄養士で、熱海市観光宣伝大使も務める臼井由妃さんが書いた、こちらの書籍です。
臼井由妃『55歳から「お金の不安」がなくなる生活術』（アルソス新書）
この本は、「人生後半を爽快に生きる」－お金の不安を抱かず、日々の暮らしを満喫するために、お金とどう向き合い、何にどう使えばいいのかを、明確に伝えてくれる本です。
本書は以下の６部構成から成っています。
１．あなたの「お金の不安」はなんですか？
２．まずは、お金の性格を理解する
３．暮らしを豊かにする「賢いお金の使い方」
４．健康は資産、病は負債。お金をかけない健康法
５．お金を活かす人づきあい
６．「趣味や特技」をお金に変える方法
この本の冒頭で著者は、「55歳は人生の折り返し地点」「今までの人生の棚卸しをして、これから不要になる物は捨て、必要なことは始める。これからの『明確なお金戦略』を立てなければ、人生の質は高まらない。」と述べています。
本書の前半では、「あなたのお金の不安はなんですか？」および「まずは、お金の性格を理解する」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ お金の不安は「見える化」、家計の棚卸しで解決する
◆ 人生後半は「自分が主役」
◆ お金持ちは姿勢がいい
◆ リビングを快適にすれば、お金が増える
◆「定番を好む人」にお金は集まる
この本の中盤では、「暮らしを豊かにする賢いお金の使い方」および「健康は資産、病は負債。お金をかけない健康法」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ とことん使い切ると、感謝の気持ちと達成感がある
◆「ご褒美費」が浪費を防ぐ
◆ 人生後半は設備が整った「分譲マンション」がお勧め
◆「勉強」は未来の自分への先行投資
◆「早寝早起き」には、健康・美容・節電効果がある
◆「睡眠スケジュール」を決める
◆ 玉の運動より、毎日の「ラジオ体操」
◆「遊び心」は若々しさの源泉
本書の後半では、「お金を活かす人づきあい」および「趣味や特技をお金に変える方法」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆「義理や人情」にお金は使わない
◆「本当の友達」は３人いれば十分
◆「お金持ちネットワーク」に参加する
◆ 応援するつもりで「投資」をする
◆「オタク」はお金になる
◆ 自分の「特技やスキル」で稼ぐ
◆ 人の役に立つことは「お金」になる
◆「不安・孤独解消ビジネス」の需要は尽きない
この本の締めくくりとして著者は、「55歳から必要とされるのは、これまでを見直し、これからどう生きるかを真剣に考え、実行することです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「自分が主役の人生」をまっとうしていきませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【3341日目】
