「世間や常識に縛られず、自分のための人生を生きるために勇気をもって踏み出そう」と呼びかけている書があります。
本日紹介したいのは、郡山商工会議所専務理事、福島中央テレビ代表取締役を歴任した今泉正顕さんが書いた、こちらの書です。
今泉正顕『50歳からは人生の優先順位を変えなさい』(三笠文庫)
この本は、折り返し地点を通過して、人生の後半に入った50代の人々は、もっと大胆に人生を切り拓いていただきたい、という著者の思いを記した書です。
50代からは、「人生の優先順位」を変えて、「自分が主人公の人生」を作るべきだ、と提案しています。いずれ死ぬときに、悔いを残さず、「やりたいことはやった」ということができたら、こんな幸福はないだろう、ということです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.「世間体」よりも「自分優先」で生きる!
2.「50代の時間」をどう燃焼させるか?
3.この「遊び心」が「贅沢な時間」をつくる
4.これが50代からの「仕事のやり方」
5.50代で生まれる「男の器量」「女の魅力」
6.医者だけを頼りにしない健康法
7.子どもに見せておきたい、親の「この背中」
8.夫婦二人で考える「これからの設計図」
この本で著者は、50代の人たちに対して、「これからでも遅くない、生き方を変えよう!」と応援歌のつもりで言っている、ということです。
本書の前作になったのが、『40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!』(知的生きかた文庫)です。この本を読んだ、当時の30代・40代の読者が、40代を過ぎた「50代からの生き方の指針になるもの」を書いてほしいと要望されて本書が生まれました。
私が本書で著者が述べている中で最も感銘を受けて共感しているのは、「50代からはじめる定年後設計ラストチャンス」という提言です。
例えば定年後も自立に役立つ資格の取得や、経営や資産運用に関するスキルなど、これからの社会で求められるものを習得するには50代がラストチャンスだ、ということです。
著者が提唱する50代からの「自分が主人公の人生」とは、私の言う「自分が主役の人生」とまさに同じコンセプトです。
あなたも本書を参考に、50代からの人生設計を考え直してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を