「ひとりの時間を大切にする、これが楽しい人生の秘訣なのです。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、京都府立大学国文科を卒業し、27歳で結婚するが50歳の時に夫が他界し、50歳にして初めて事務職として働きながら娘を育て、娘の自立後は「ひとり暮らし」を愉しんできた三津田富左子さんが書いた、こちらの書籍です。
三津田富左子『50歳から90歳の今も・・・「ひとりの時間」を楽しむ本』(三笠書房)
この本は、50歳で夫を亡くし、52歳でひとり娘が嫁いで以来、90歳になるまで38年間、ひとり暮らしを楽しんできた著者の三津田さんの「ひとり時間を楽しむ方法」について書かれた書です。
本書は以下の10部構成から成っています。
1.「毎日、生きていることが楽しくて仕方がない」私の24時間
2.50歳から90歳の今も・・・「ひとり時間」を大切にする生活
3.50歳を過ぎたら、わがままいっぱい、生きたいように生きる
4.「自分だけの時間」は蜜の味
5.「自分が夢中になれるもの」はどこにある?
6.弟は「ふとり時間を満喫する」達人
7.お洒落をするのも “ 気合 ” です
8.「90歳まで病気知らず」はこの健康習慣にあり
9.年を取るのは悦楽である
10.「何かいいことありそうな」といつも未来に希望をもって生きよう
この本の冒頭で著者は、「若さの秘訣は?」とよく人に聞かれた時に、「これからの未来を楽しみにしつつ、いつも目の前の人生を思いっきり謳歌すること、そして “ ひとりの時間 ” を大切にすること」と答えているそうです。
ひとり暮らしは100パーセント自分勝手がきくから、幸せである、と著者は言いますが、「ひとり暮らしの鉄則は、他人への甘えを捨てること」だそうです。
それをベースに、自分を律した生活を組み立て、自分という個性をしっかり発揮したいものだ、と本書では述べています。
本書の中盤からは、著者の「ひとり暮らし」を楽しむ方法がさまざま、記されていて参考になります。主なポイントを以下に紹介します。
◆ これまで培ってきた人格の厚みを土台にして生きていく
◆ 「夢」や「希望」は、人生を生きていくための最良の仲間として、いつまでも追い求める
◆ 若々しくあるためには、つねに刺激が必要
◆ 刺激し合える人と交わす豊かな会話以上に、若さを保つのに効果的なものはない
◆ 日帰りバスツアーが何よりの楽しみ
◆ 思っているほど他人は「自分のこと」以外に興味がない
◆ 本当は自分は何をやりたいのか、いつも確認しておくことは必要
◆ とにかく自分がやりたいことを前面に押し出すこと、そうすれば「ひとりの時間」を確保できる
◆ 自分の楽しみのためにひとりで行動する
◆ 「社会への不満」は新聞投稿で発散!
◆ 大切な大切な「ボーッとする時間」
◆ 知識の泉は汲めどもつきない
◆ 「お洒落している」という浮き立つ気持ちが大事
◆ 男性のお洒落は、清潔で衛生的であることにつきる
◆ どこへ行くにも、よく歩く
◆ 昼寝なし、夜9時就寝、朝5時起床で熟睡快眠
◆ 物事のよい面を見て気持ちを切り替えるからストレスがない
◆ 食事は好きなものを少しだけ
◆ 「幸せになる力」はいつでも自分の中から掘り起こせる
◆ どんな状況のときでも、明るい未来に心を向けることが大切
あなたも本書を読んで、「ひとりの時間」を楽しむ方法を身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を