「健康も不健康も日々の習慣から作られます。」「身体と心に良い習慣を身につけ、日々実践し続けることで、老いや病気を遠ざけて先送りしていくことは可能です。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1969年東京都生まれ、会社員の傍ら始めたブログが人気を博し2011年に「プロブロガー」として独立、ブログ「No Second Life」は月間160万ＰＶ、年間1,000万ＰＶを記録、ブログを中核とした個人の情報発信を強みに、９冊の書籍を出版する、ひとりビジネス・情報発信・習慣化コンサルタント、ブロガー、心理カウンセラー、あまてらす株式会社代表取締役の立花岳志さんが書いて、医療法人社団アクアメディカルクリニック理事長・院長の寺田武史さんが監修した、こちらの書籍です。
立花岳志著・寺田武史監修『やってみたらわかった！ 40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣』（かんき出版）
この本は、基本編・強化編に分けて、メタボや生活習慣病の不安を取り除き、年齢を重ねるごとに健康になっていく「身体」と「心」の本当に良い習慣を紹介・解説している書です。
本書は以下の11部構成から成っています。
１．睡眠～日本は世界有数の睡眠不足の国～
２．運動～運動しないから疲れる～
３．食事・栄養～我々は食べた者だけで作られていることを忘れるな～
４．メンタル～ストレスまみれの社会から自分の心を守る～
５．遊び方～日本人は世界トップクラスの遊び下手～
６．睡眠～良質の睡眠は最高のアンチエイジング薬～
７．運動～衰えているのではなく運動不足で「なまっている」だけ～
８．食事・栄養～正しい食事が我々の心と身体を若返らせる～
９．メンタル～ふにゃふにゃメンタルから鋼鉄のメンタルへ～
10．遊び方～仕事を忘れてリラックスする～
11．働き方～仕事も積極的に楽しむ人になる～
この本の冒頭で著者は、「30代の肥満体だった時期よりも53歳になった現在のほうがずっと健康で集中力も高く、仕事のパフォーマンスも上がっています。」と述べています。
本書の前半では、「まずはこれだけはやって欲しい！～誰でもできるけどやっていない基本編～」について、睡眠・運藤・食事栄養・メンタル・遊び方の順で、以下のポイントを説明しています。
◆ 体調のかなめは睡眠
◆ カフェインの摂取は13時までに
◆ 毎日、夜は湯船に10分つかると睡眠の質がアップする
◆ 眠る前に、スマホ、パソコン、タブレットのブルーライトを浴びない
◆ 年齢とともに基礎代謝量が減り、太りやすくなる
◆ 座りっぱなしは万病のもと、まずは歩く習慣を
◆ 72時間ごとに筋肉に刺激を与える筋トレを
◆ 現代日本人のほとんどは「糖質中毒」
◆ レコーディング・ダイエットで、惰性で食べないようにする
◆ ストレスは根本から取り除く
◆ 心と身体はつながっている
◆ アクティブレストでリフレッシュ
この本の後半では、「どうせならもっと健康に～ストイックな強化編」について、睡眠・運藤・食事栄養・メンタル・遊び方の順で、次のポイントを解説しています。
◆ ベストの睡眠時間は８時間、30分ずつ伸ばしていく
◆ 朝食前に太陽の光を浴びて、セロトニンを分泌させる
◆ 睡眠時の口呼吸に注意、口テープの習慣
◆ 有酸素運動と無酸素運動のバランスをとる
◆ 運動は、緩めるストレッチとセットで
◆ 不足しやすい栄養素（たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく摂る
◆ 食べる順番も大事、血糖値を上げない野菜から
◆ 無条件の「自己肯定感」を
◆ 他人のことを変えることはできない
◆ 客観的に自分を見つめる「メタ認知」を
◆ 費用対効果が抜群の自己投資は隙間時間を活用した「読書習慣」
◆ 本を読む→ブログを書く→行動に移す
この本の終盤では、「仕事に追いかけられる習慣を断つ」について、働き方をテーマに考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 朝は脳がフレッシュで集中力が高く、重要な仕事から始める
◆ まずは１日の仕事の計画を立てる
◆ 空気を読んだうえで、敢えて無視する
◆ イヤなことはやらない習慣を
この本の締めくくりとして著者は、「習慣化のコツ」として、次の３つを挙げています。
◆ ハードルを上げすぎず、ラクラクできるレベルからスタート
◆ 負荷は軽くする代わりに、できる限り毎日続ける
◆ 定期的に負荷を上げていく
あなたも本書を読んで、40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣を学び、実践することで、・運藤・食事栄養・メンタル・遊び方・働き方を改善して、パフォーマンスを上げていきませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【3055日目】
