100歳になる精神科医が「毎日を穏やかに “ ちょうどよく ” 生きるための40の真理」を書いた本があります。
本日紹介するのは、神奈川県秦野市にて「秦野病院」ほか、その他クリニックや施設を運営する100歳になる院長の髙橋幸枝さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
髙橋幸枝『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』(飛鳥新社)
この本は、間もなく100歳になる精神科医の著者が、「精神科医として半世紀にわたり、患者さんたちから学んだこと」をより多くの人の生きるヒントになれば、という思いで「人生の原則」を綴った書です。
本書は以下の4部構成から成り、全部で「40の原理=真理」を述べています。
1.生き方の匙加減
2.暮らしの匙加減
3.健康の匙加減
4.人づき合いの匙加減
5.やさしさの匙加減
それぞれの構成で著者が述べている「真理」や「人生の原則」は、いずれも長年の人生経験から導き出されたもので、説得力があります。
本書の中で髙橋さんが述べている「人生の原則」に共通にして流れる考え方は、ちょうどよい「匙加減」というものがある、ということです。
極端に執着したり、譲る気持ちや妥協する心がないと、人生は生きにくいし、もしかしたら長生きはできないのかも知れません。
著者が100歳になろうとしている今も、元気に現役で仕事を続けていける秘訣は、まさに「こころの匙加減」が絶妙だ、ということでしょう。
私がとくに共感を覚えた著者の教えは以下の通りです。
◆ 世の中に「絶対というもの」はない、執着しすぎないこと
◆ 最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは勢いでうまくいく
◆ 苦しい時期というものは永遠に続くわけではない
◆ 「生老病死」という4つの苦しみが怖くない人はいない
◆ いろいろなことをすると毎日が楽しくなる
◆ 生きていくうえで趣味があることは、とても大切なこと
◆ よりよい人生は、よりよい毎日を積み重ねることで実現できる
◆ 朝からデキパキと過ごせば、夕方ころには心地よい疲労を感じ、夜はぐっすり眠れる
◆ 価値観がまったく同じ人なんているわけがない
◆ 頑張りすぎず、自分を甘やかせすぎず
あなたも本書を読んで、生きていくための「こころの匙加減」を学んでみませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
https://jun-ohsugi.com/muryou-report
では、今日もハッピーな1日を