書評ブログ

『180日でグローバル人材になる方法』でキャリア開発!

MBA留学に代わるプロフェッショナルへの新たな道筋を示す本があります。本日紹介するのは、シリコンバレーで起業し、在米30年の天野雅晴さんが書いた、こちらの書です。

 

 

天野雅晴『180日でグローバル人材になる方法』(東洋経済新報社)

 

 

 

 

この本は、「語学の壁」「ネットワークの壁」を乗り越えて、世界に通用するビジネスパーソンになる方法を提唱した書です。

 

 

本書は以下の3つのパートに分かれて、全部で7章で構成されています。

 

 

1.ネットワークの壁をどう越えるか?

 

2.言葉の壁をどう越えるか?

 

3.180日でグローバル人材になる方法

 

 

それぞれのパートに分かれている7章は以下の通りです。

 

 

1.グローバル社会の仕事の流儀

 

2.ネットワークの壁が引き起こすトラブル

 

3.ネットワークの壁攻略のヒントとトレーニング

 

4.言葉の壁の実態を理解する

 

5.言葉の壁攻略のヒントとトレーニング

 

6.米国をハブにしてグローバル人材になる

 

7.MBAに代わる新しい海外研修

 

 

本書の冒頭で著者は、グローバル社会の本質について説明しています。トーマス・フリードマン『フラット化する世界』を書いて以降、世界や会社組織の「フラット化」は加速しています。

 

 

ICTの発達にも支えられて、フラット化が「オープン化」「分業化」をもたらしています。

 

 

「決まった手順」がない仕事がどんどん増えている現代のフラット化社会で必要になるのは、「新たなモチベーションの形」です。

 

 

本書では、ダニエル・ピンク氏の著書『モチベーション3.0-持続するやる気をいかに引き出すか』(講談社)を紹介して、お金や地位とは関係なく、自分の得意分野や単純に生きがいを感じることをしたい、という気持ちを「三番目のモチベーション」として重視しています。

 

 

 

 

 

一番目のモチベーションは生物として食べるため、二番目のモチベーションは地位やお金のため、ということですが、第三のモチベーションが求められ、これは「自律性」と深い関係にあります。

 

 

その後で本書では、「縦社会」である日本の特徴が示され、フラット化は「横社会」である旨、説明されています。

 

 

本書の後半は、グローバル人材になる方法として、米国をハブとして、イノベーションを起こしていく仕組みを提唱しています。MBAに代わる新しい海外研修の提案がなされます。

 

 

あなたも本書を読んで、世界で通用するグローバル人材を目指してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

 

 

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