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定年前起業への道 ~ 『ブログ運営論』Vol.2-ブログを「人生の母艦」にする考え方

ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』第15回は、『ブログ運営論』Vol.2-ブログを「人生の母艦」にする考え方、についてです。

 

 

この考え方を私は、昨日も紹介した下記の本で知り、これまでいくつかの書籍やセミナーで学んできたこととも重なり、確信に変わりました。

 

 

≪ 「私のブログ観」を決めた1冊の電子書籍 ≫

 

かん吉『人気ブログの作り方 : 5ヵ月で月45万PVを突破したブログ運営術』(Kindke版)

 

 

 

この本は、「ブログ運営」に関して必要なことがすべて書いてあります。しかも、人気ブログにする、すなわち、ブログにアクセスを集めることに特化して書いているので、現在の私のニーズにピッタリでした。

 

 

このKindle電子書籍は、18カテグリーから成っていますが、「ブログを人生の母艦にするという考え方」は、第11カテゴリーに出てきます。

 

 

著者のかん吉さんは、ブログのアクセス数を半年で12倍にした戦略として、「自分のすべてをブログに集積する」ことを挙げています。

 

 

ブログを長く続けることで、自分のこれまでの経歴を紹介し、仕事、日々感じたこと、趣味、家族の話など、飾らないパーソナルデータが日々、蓄積します。

 

 

これが「読み手」親近感を与え、信頼を獲得していく、ということです。ブログには、書き手の「人となり」が滲み出てくるものなので、ウソ、ごまかしや取り繕いは、いずれバレてしまします。

 

 

 

≪ ブログに目標を書いて公開すれば実現する! ≫

 

もうひとつ、かん吉さんは、「ブログの核心」に迫る、素晴らしいことを書いています。

 

 

「書いたことは実現する。」 これは神田正典さんはじめ、多くの起業家が言っていますが、「ブログに目標を書けば、それは実現します。」

 

 

「目標をブログで公開することは、自分の行動を律する強力なモチベーションになるのです。」

 

 

だから私も、このブログで、2015年11月1日に「定年前起業」をすることを、目標として宣言しました。また、昨日のブログ記事でも、今後5ヶ月間で、398本のブログ記事を公開し、1,000本のブログ記事ストックを作ることを目標として書きました。

 

 

現在の毎日2回のブログ更新でも、会社員として働きながら行うのは、相当キツイことは確かです。それまでの毎日1回と比べ2倍の頻度ですから。

 

 

それを8月からの3ヶ月間は、さらにギアチェンジして、1日3回のブログ更新とします。ブロガーとして独立した立花岳志さんは、会社員のまま1日3回のブログ更新をしていたと、著書に書いていたので、倣うことにしました。

 

 

 

 

 

≪ 最も面白いコンテンツは「成長」 ≫

 

届きそうもない高い目標を掲げて、一生懸命にチャレンジしている姿を見ると、人は応援したくなります。

 

 

「人々が本当に知りたい情報とは、結果ではなくて成長の過程です、プロセスです。」と、かん吉さんは言います。日々の成長そのものをコンテンツにしていく、ということです。

 

 

そうした考え方に共感したので、私は「定年前起業」という、私の人生の一大目標に向けて、チャレンジする日々を毎日、ブログで公開することにしました。

 

 

それが、ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』です。起業に向けて、私の日々の挑戦成長のプロセスそのものが、ブログのコンテンツです。

 

 

かん吉さんは、自らのブログ『わかったブログ』について、以下のように述べています。

 

 

「ブログは私の脳の一部なのです。『わかったブログ』は、“ 自分がわかったこと ” を紹介しています。自分の成長をそのままネタにしているブログです。」

 

 

 

≪ ブログはすべてレビュー・ブログに帰結する ≫

 

「ブログはすべてレビュー・ブログに帰結する」と、かん吉さんは言います。本のレビューは「書評」、旅行のレビューは「紀行文」、料理のレビューは「グルメ記事」といった具合です。

 

 

これら、どのような種類のレビューであっても、読者を惹きつけるレビューは、商品のレビューではなく、「自分をレビューする」ことだ、と言います。

 

 

単なる感想ではなく、エッセイのように自分を語るということです。例えば、周囲の状況、背景、自分の考え、感情、経験を詳細に書いて、対象商品をレビューした形にするのです。

 

 

ブログの中では、レビューを書くことにより、「自分自身を読者に伝えている」ということです。

 

 

 

≪ ブログを「人生の母艦」にする ≫

 

かん吉さんの結論は、「自分の活動のすべてをブログに落とし込むこと」だ、としています。つまり、「人生の母艦」としてブログを持っておくと、日々のフロー活動をストックに変換することができます。

 

 

かん吉さんは、次のように続けています・

 

 

「ブログは人生を変えるツールになります。ブログが持つ本当のポテンシャルを理解できている人は少ないです。裏を返せば、それだけチャンスはまだある、ということです。」

 

 

「ブログをすべての活動の受け皿にすることで、自分自身を効率的にアピールしていくこと」ができます。

 

 

立花岳志さんも、「ライフログ」という概念で、人生の記録をブログに残していく考え方を提唱しています。

 

 

またアメリカ企業の採用現場では、履歴書よりも、応募者のブログやフェイスブックの交友関係を見て採用を決めるところが多くなっているそうです。

 

 

2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと152日。皆さんの温かい励ましや応援を、どうかよろしくお願いいたします。