ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』の第10回は、『ンメンター原書』についてです。
私が定義する『メンター原書』とは、読むと自分のメンターになってくれるほど、自分に示唆を与え、影響を及ぼす書籍のことです。
私が行う「定年前キャリア相談」の中では、お客さまの悩みや困りごとを聞かせていただき、その後に、一人ひとりにピッタリの本、その人のメンターになってくれるような書籍を私から紹介しています。
定年前キャリア相談については、以下のリンクより詳細を見ることができます。
また、これまでの「定年前キャリア相談」を受けたお客さまのこ声は、以下のリンクからどうぞ。
私は、これまで3回の転職と、間もなく「定年前起業」を経験します。私の場合は22年間、一つの会社に勤務し続けた後、40歳代半ばでの「転職」だったため、大きな苦労をしました。
よく「転職は35歳までが限界」という説が世間では言われています。35歳までは、まだ自分の強みや専門分野が固まっておらず、汎用性が高いことがその理由でしょう。
30歳代後半以降は、「専門分野」を特定して、特定の会社の特定のポジションを狙う転職活動でないと上手く行きません。つまり、マッチングが難しいのです。
転職やキャリアアップについては、相当程度、運による部分もあります。しかしながら、運を引き寄せるのも日頃から心構えや準備ができているかどうかにかかっており、そういう意味では「運も実力」でしょう。
さて、私にとっての『メンター原書』ですが、33年間で読破した1万冊の中からということで、数多くあります。本日は、現在の私に繋がった、「運命的な2冊」だけを挙げておきます。まず1冊目は下記の本です。
スティーヴン・R・コヴィー『七つの習慣』(キングベア出版)
現在は、マンガ形式も出ていて、シリーズ化されています。
また、米国の原書では、ペーパーバック、CD、ミニチュア版も出ていて、私が手に入れたのは写真のセットです。
この本は、人生は「日々の習慣」によって大きく変化することを教えてくれた名著です。とくに「時間配分」こそが人生そのものだ、と私が理解したのは、まさにこの本を読んでからでした。
2冊目は、ノマド&ブランディングという、現在の私のライフスタイルに多大な影響を与えた、こちらの本です。
Ray Oldenburg 『The Great Good Place : Cafes, Coffee Shops, Bookstores, Bars, Hair Salons, and Other Hangouts at the Heart of a Community』(Da Capo Press)
この本は、スターバックスがビジネスモデルのコンセプトに活用した書で、「居心地の良い空間」を世界中に展開し、各国の住民から大きな支持を得ています。
第一の職場、第二の家庭、とは別に、「居心地のいい」第三の場所を提唱したこの本は、数多くの人々のライフスタイルに影響を与えています。
「カフェでリラックスして珈琲を飲みながら、大好きな読書をする」という、私のライフスタイルも『サードプレイス』から大きな示唆を受けています。
今やスターバックスで、モバイルPCやスマートフォンを駆使して、ノマドワーキングのスタイルで自由に働く人々が急増しています。
私は、自らの転職やキャリア開発、そして現在進行中の「定年前起業」という経験を活かして、「定年前キャリア相談」を行っています。テストマーケティングは好評で、今夏から本格的に相談業務を開始していきます。
相談の特徴は、個別相談の形式で、一人ひとりに合った『メンター原書』を紹介する、というオリジナルのサービスです。私が読んできたビジネス書を中心とする約1万冊の書籍の中から、あなたにピッタリの本を紹介します。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと157日です。皆さまの温かい励ましや応援を、どうかよろしくお願いいたします。