50代、60代、そして70代以降をどう生きるか、について各界の著名人10人がざっくばらんに語った本があります。本日紹介するのは、各界の女性10人が「これからの人生」について語った、こちらの書です。
NHK教養番組編『女が語る 人生これからー「老い」をよりよく生きる10の話』(アスキーコミュニケーションズ)
この本は、2015年12月20日付ブログにて紹介した『男が語る 人生これから』と同時発売された書で、こちらは女性10人が登場しています。
男性14人が登場する姉妹書を紹介する2015年12月20日付ブログ記事はこちょらからどうぞ。
https://jun-ohsugi.com/column/otokogakatarujinsei
これら2冊はいずれも、政治・経済・社会・教育・文化など、「現代を読み解く鍵」を求めて、様々なテーマに取り組むテレビ番組「ETV2002」の中の人気シリーズ「老いをどう生きるか」を書籍化したものです。
先に紹介した本が男性編で、今回の本書が女性編という形になっています。本書も男性編と同様、放送時から大きな反響を呼んで、書籍化が待たれていました。
2000年から2002年3月までの放送された分から、以下の女性10名の方の話をピックアップして単行本化しています。カッコ内の年齢は放送当時のもので、おおよそ13~15歳をプラスしていただくと2015年現在の年齢になります。
1.吉永みち子(50歳) ノンフィクション作家
2.阿木燿子(56歳) 作詞家
3.イルカ(51歳) シンガー・ソングライター
4.都はるみ(53歳) 歌手
5.落合恵子(55歳) 作家
6.加藤登紀子(56歳) 歌手
7.ワダエミ(63歳) 衣装デザイナー
8.中村メイ子(66歳) 女優
9.田辺聖子(73歳) 作家
10.橋田壽賀子(76歳) 脚本家
本書も男性編と同様に、インタビュー形式で書かれており、登場する女性たちの率直な語り口が印象的です。
それぞれの方の話は本音の思いが語られていて参考になります。詳しく知りたいという方がいれば、ぜひ本書を手に取って読んでみてください。
本書では、女性ならではの思いとして、夫に先立たれることも想定しながら、一人での生活をイメージしながら思いを巡らせている点が心に残りました。
あなたも本書を読んで、「どのように老いるか」というテーマに向き合って、改めて考える機会を持ちませんか。
速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』 を無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!
では、今日もハッピーな1日を