「これからの日本人は、定年後の長い人生を送るために、生き方革命と呼ぶほどの変化をしなければなかない」と説く書があります。
本日紹介するのは、昨日に続いて社会起業家の田中真澄さんが書いた、こちらの書です。
田中真澄『田中真澄の人間力養成講座』(ぱるす出版)
この本は、「出生率低下」と「超長寿社会の到来」によって、生き方を大きく変えなくてはいけない我々日本人の、「人間力」すなわち「心構え」について書いた本です。
定年後も「人間力=心構え」を磨き続けていけば、「一身にして二生を生きる」という新しい働き方ができます。
まず本書の冒頭で著者は、「生き方革命」とも言うべき変革に対応するには、サラリーマンは勤めている間に、できるだけ「専門力」と「顧客創造力」と「心構え(人間力)」の三つの能力を身につけておくべきだ、と言います。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.一身にして二生を生きる時代の到来
2.「人間力」とは何か、どうすれば身につくのか
3.「積極性」を支える「勤勉」さはどうしたら身につくのか
4.積極的な人間になるためには勇気ある行動を
5.明朗性に富む人間力を「正直」を身につける
6.人間力を倍化させる「熱意」ある行動を身につける
7.利他性を支える「感謝」の気持ちを抱く日々を送るために
8.利他的に生きる人間力を磨くための「忍耐」力を身につける
9.本気で良い習慣を身につける人生を踏み出そう
東大教授の竹内均さんの著書『修身のすすめ』(講談社文庫)を著者の田中さんは、何度も読み直していると言います。
修身をきちんと学べば、良い習慣すなわち「徳目」を積んでいくことになります。これらの書籍から、田中真澄さんは、以下の方程式を作りました。
人間力 = 積極性 × 明朗性 × 利他性
人間力とは、心構えで、考え方の習慣と、行動の習慣に分けることができます。①考え方の習慣と、②行動の習慣に分けて、それぞれ、積極性は「勤勉」と「勇気」から成る、ということです。
また、明るさについては、「正直」と「熱意」が重要です。そして利他性に関しては、「感謝」と「忍耐」が大切いうことです。詳しくは本書を順に読み進めれば分かってきます。
あなたも本書を読んで、「人間力」を磨いて、終身現役の人生を目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を