ハワイ大学言語学科の名誉教授が書いた「ハワイ語」の全てが分かる決定版の書があります。本日紹介するのは、アルバート・J・シーツさんが書いた、こちらの書です。
アルバート・J・シーツ『ハワイ語のすべて』(ISLAND HERITAGE PUBLISHING)
この本は、ハワイの歴史、文化、言語学的背景などを、新しい観点から分かり易くイラスト入りで説明した新書です。
この本を読めば、ハワイのことがより身近に感じられるようになるでしょう。ハワイの地名、フラダンスに使われる用語、マカイ、マウカなど、街でよく見聞きする言葉も豊富に紹介されています。
また、学術的な知識を得たいと思われる方々にも、ハワイ語の起源や、ハワイ語を保存する取り組みなども記載されていて役立つ本となっています。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.ハワイ語はどこから来たのか
2.つづり方と発音
3.文法
4.語彙
5.ハワイ語の将来性
6.フラダンスについて
7.ハワイ語-日本語 語彙表
本書の中心をなすのは、上記4番目の「語彙」の部分です。ここはさらに、以下の6分類に分かれています。
◆ ハワイ文化を反映する言葉
◆ ハワイ語の中の借用英語
◆ 英語の中の借用ハワイ語
◆ 旅行者がハワイでよく耳にする言葉
◆ 地名
◆ 常用語
常用語については、ハワイ語のメニューやハワイアンソングの歌詞、ホテルの名前などが採り上げられています。
最後に「参考文献」が一覧で掲載されていて、これも「ハワイ語」やハワイを知る際の参考になります。その中で最初に挙げられていて、本書の著者の代表作はとくに良書なので以下に紹介します。
Albert.J.Schutz ” The Voice of Eden: A History of Hawaiian Language Studies ” 1994
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では、今日もハッピーな1日を!