ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』の第78回は、「ビジネスモデルの構築」<その7>です。
《 意外に関心高いTwitter フォロワー数 》
私の発信する情報の中で、意外と関心が高く驚かれるのが、Twitter のフォロワー数31万人です。
私がTwitterを開始したのは、日本で初期の盛り上がりを見せた頃で比較的古い時期です。勝間和代さんや歌手の広瀬香美さんが急激にフォロワーを伸ばして盛り上がってきた時期でした。
私は、2009年の12月24日、クリスマス・イヴの日に、初めて Apple Store で i Phone を購入し、その日にTwitter アカウントを開設して、第一声の「つぶやき」を投稿しました。
ちょうど、ソフトバンクの孫正義社長がTwitterを開始したのと同じ日でした。
私のTwitterでの「つぶやき」は、当初から「ハワイ情報」が中心で、将来ハワイに住む夢を語りながら、ワイキキのグルメ情報、イベント情報などを発信していました。
アカウントIDも alohakcc で、これはもちろん、ハワイの「アロハ」から取っています。KCC とは、カピオラニ・コミュニティ・カレッジの略称で、ダイヤモンドヘッドの麓にあるカレッジです。
毎週土曜日に朝市が開催されるところで、地元では有名です。いつかKCCに留学しながら毎朝、ダイヤモンドヘッドの麓を散歩する夢をイメージしながら付けました。
さて、Twitter のフォロワーが増えたキッカケですが、以下の2点が大きな起爆剤となりました。
1.箱根駅伝を実況中継して大反響
2.JALの倒産(会社更生法の適用申請)に関わる情報発信
箱根駅伝では東洋大学の柏原選手の山登りでの活躍が注目され、Twitter 上では大いに盛り上がりました。
また、JAL の倒産では、「倒産したら株式とマイレージはどうなるのか?」というのが、世の中の最大関心事で、具体的にきちんと解説している記事などがない状況でした。
まだ「倒産」自体がどうなるか、はっきりしないタイミングということもあります。ナショナルフラッグで公共性のある航空事業と言うことで、私は当初から「再建型の法的処理」だと読んでいました。
そうなると、「株主責任を問うた上で」、増資や資本注入がなされ、運行は従前どおりなされると考えました。「会社更生法」の可能性が高いと思ったので、Twitter では、個人的な見解として、「株券は紙くずになるので値段が付くうちに売却、マイレージはそのまま継続されるので慌てて使う必要なし」と発信しました。
これが、大きな反響を呼んでリツイートの嵐となり、その後の JAL をめぐる展開も私の「読み」通りになったため、さらにフォロワーが殺到した、という次第です。
さて、Twitter のその後ですが、Facebook が出てきたことで、一時、利用者の伸びも緩やかになりましたが、現在ではそのリアルタイム性と拡散の爆発力が再評価され、活用しているネット熟練者も再び多くなっています。
Facebook の実名に比べ、Twitter の匿名性が、情報の信頼性に疑問を持たれる側面はあるのですが、根強い人気も保っています。
私の Twitter 経験やノウハウをどうビジネスに結び付けていくかは現在まだ思案中です。今のところ、Twitter と ブログ、Facebook の連動を中心に活用しています。
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと89日です。皆さまの温かい励ましと応援をどうかよろしくお願いいたします。