「どうすれば、もっと充実するんだろう」「いつも努力しているのに、なぜか思い通りにならない」「毎日を心から楽しんでいる人は、何をしているんだろう」――そんな問いを一度でも抱いたことのあるあなたに、人生がスッと軽くなるような1冊があります。
本日紹介するのは、Catch the Webグループ創業者・オーナー、国内外8社経営、経営者コミュニティ「YCS」主宰し、一般社団法人価値マーケティング協会代表理事の横山直宏さんが、科学的エビデンスと自身の経験をもとに、“楽しむ力” の本質に迫ったこちらの書籍です。
横山直宏『1つの習慣 うまくいく人は、なぜ「これ」を大切にするのか』(すばる舎)
本書は、「努力しているのにうまくいかない」「いつも何かに追われている気がする」という人が、“ある1つの習慣” を身につけるだけで、驚くほど人生がスムーズに好転することを教えてくれる一冊です。
その鍵とは――「楽しむこと」。「無理をしてがんばる」のではなく、「夢中で楽しむ」ことでこそ、創造性やパフォーマンスが最大化され、生産性も幸福度も飛躍的に高まることが、近年の研究でも明らかになってきました。
本書は、以下の5部構成から成り立っています。
1.楽しむと決めた者にだけ、楽しい人生がおとずれる
2.なぜ、ごきげんで仕事をするとパフォーマンスが最大化するのか
3.シンプルだけど奥深い、幸せになるための人間関係のコツ
4.〈いい状態〉で、エネルギー高く生きる
5.何が起きても楽しめる人の考え方
この本の冒頭で著者は、「今のような混迷の時代に必要なのは、“楽しむ力”です」と語りかけます。なぜなら、人は“無理して頑張っている状態”より、“楽しんでいる状態”のほうが本来の力を発揮できるからです。
本書の前半では、人生を楽しむと決めることの大切さと、その実践の第一歩としての「ごきげんの習慣化」が紹介されます。主なポイントは以下の通りです。
◆ 「楽しむこと」を人生の軸に据えると、すべてがスムーズに動き出す
◆ “ごきげんスイッチ”を自分で押せるようになると、周囲との関係性も良くなる
◆ 他人との比較を手放すことで、本来の自分のリズムが戻ってくる
◆ 無理や我慢を手放し、「心の声」に従って動くと疲れなくなる
◆ 小さな楽しみを日常に積み重ねることで、自己肯定感が育まれる
この本の中盤では、人間関係や健康、心の整え方といった〈土台〉の部分に焦点が当てられます。主なポイントは次の通り。
◆ 相手の変化ではなく「自分の整え方」にフォーカスする
◆ 会話の内容より「その人と一緒にいるとどう感じるか」を大切にする
◆ 頭ではなく“感情のセンサー”を信じると、判断の質が上がる
◆ 睡眠・食事・運動の質を上げると、人生全体が底上げされる
◆ 「エネルギーが上がる選択」が、すべての成果につながっていく
本書の後半では、「楽しみながら乗り越える力」=しなやかなレジリエンスの習慣が展開されます。
◆ 「失敗=悪いこと」という思い込みを手放す
◆ 小さな成功体験の積み重ねが、“大きな自信”をつくる
◆ 困難をネタに変える「変換力」が、自分らしい人生の源になる
◆ 楽しんでいる人には自然と応援が集まり、環境も変わる
◆ 「楽しむ覚悟」が、理想の未来を引き寄せる磁力になる
この本の締めくくりとして著者は、「“歯を食いしばって頑張る人生”から、“ワクワク楽しみながら進む人生”へ。自分自身が変われば、周囲や環境、未来も変わっていきます。」と述べています。
本書を読むことで、「がんばらなくていい」という新たな視点に出会い、自分自身の価値観に沿った、より楽しくしなやかな人生をデザインするヒントが得られるでしょう。
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では、今日もハッピーな1日を!【3808日目】