「好きを仕事にするには “仕組み” が必要だ」――そんな実践的なビジネスの極意を、13年間で4万7000人の認定講師を育てた実績をもとに説いた書籍があります。
本日紹介するのは、1954年1月5日和歌山県生まれ、神戸夙川学院大学観光文化学部客員教授であり、一般社団法人 生涯学習認定機構代表理事、株式会社未来デザイン研究所代表取締役社長として「新・家元制度」を提唱し、日本最大級のホビークラフト講師ネットワークを育ててきた前田出さんによるこちらの書籍です。
前田出『「学び」を「仕組み」に変える 新・家元制度』(アチーブメント出版)
この本は、「広告費ゼロで業界No.1になる」ための教育ビジネスモデルとして注目される「新・家元制度」の全貌と、その導入・運営ノウハウを解説した一冊です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.協会ビジネスの3つのステージ
2.講座ビジネスモデルを構築する
3.協会ビジネスを始める前に
4.協会ビジネスモデルを構築する
5.実践!協会ビジネス
6.協会ビジネスの事例
本書の前半では、「協会ビジネスとは何か」、そしてそれがどのようにして社会的信用を得ながら拡大していくのかを解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 協会ビジネスには「教育」「認定」「コミュニティ形成」の3ステージがある
◆ 好きなこと・得意なことで講座を立ち上げる方法
◆ 生徒を「講師」に育て、支援することでビジネスが拡大する
◆「家元制度」は、収益と社会貢献を両立する持続可能モデル
◆ マスメディアに頼らず、リアルな口コミで拡大する仕掛けをつくる
本書の中盤では、実際の「協会立ち上げステップ」や「講座設計」の手法が具体的に紹介されています。主なポイントは次の通り。
◆ 小さな規模で立ち上げられる「低コスト起業」モデル
◆ 認定制度とカリキュラムのつくり方
◆ 人を巻き込む「理念」と「ビジョン」の重要性
◆ オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型集客
◆ 活動地域を一気に全国に広げる “スケール戦略”
本書の後半では、協会ビジネスの実践事例を交えながら、成功のポイントと失敗例も紹介されています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 年商1億円超の「押し花事業」成功の秘訣
◆ ビーズ認定講師で4000万円の収益を生んだ主婦のストーリー
◆ コンテンツよりも「仕組み」と「仕掛け」が重要
◆「理念なき収益追求」は長続きしない
◆ 5年で70協会の立ち上げに関与した成功ノウハウの集大成
この本の締めくくりとして著者は、「社会に良いことをしなければ儲からない時代が来ている」と語り、「好き」「得意」「やりたいこと」を仕組みに変えることで、誰もが “業界No.1” を目指せると力強く提言しています。
読み終えたとき、「私にもできる」「これが次の働き方だ」と思わせてくれる、実践型の一冊です。あなたも本書を手に取り、「好きなことを仕事にする“仕組み”」を構築してみませんか?
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では、今日もハッピーな1日を!【3781日目】