書評ブログ

『やりたいことは全部やりなさい』

「人生において最も大事なのは、『やりたいことを全部やり、完全燃焼すること』なのです。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1957年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現・JT)に入社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て、現在は経済アナリスト、獨協大学経済学部教授で、50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館(埼玉県所沢市けやき台2-32-5)が話題の森永卓郎さんが書いた、こちらの書籍です。

 

森永卓郎『やりたいことは全部やりなさい』(SB新書)

 

この本は、貯める・増やすよりも豊かになる本当の生き方について、最後に後悔しない25のヒントを紹介・解説している書です。

 

本書は以下の6部構成から成っています。

1.やりたいことは全部やりなさい

2.「資本の奴隷」になってはいけない

3.新しい増税地獄を生き抜け

4.「常識」は正解じゃない

5.属せども、隷属せずに働きなさい

6.「終わり」を意識して生きなさい

 

この本の冒頭で著者は、「私は『やりがいだけのために生きる』ことこそが、真の幸福だと確信しています。資本の奴隷として、金銭的な豊かさを追い求め続けても、ただ疲弊するばかりで、その先に幸せな人生はありません。」と述べています。

 

本書の前半では、「やりたいことは全部やりなさいについて以下のポイントを紹介しています。

◆「今やる、すぐやる、好きなようにやる」

◆ 人の生き方には「ハゲタカ」「奴隷」「アーティスト」の3種類がある

◆ セカンドベストの仕事で、クリテイティビティを発揮する

◆ 会社と自分との距離を賢くとる

 

この本の中盤では、「資本の奴隷になってはいけないおよび「新しい増税地獄を生き抜け」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 生命保険は、若いうちに必要額で加入し、状況に応じ見直す

◆ 資本主義は格差拡大し続ける

◆ 社会保障の負担は増える一方、受け取る給付は減る一方という現実

◆ 年金に依存しない老後の資金計画を

◆ 低コスト生活で住民税非課税を目指す

 

本書の後半では、「常識は正解じゃない」「属せども、隷属せずに働きなさい」および「終わりを意識して生きなさい」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 生活コストを見直し、地方移住を検討する

◆ サービス残業は無意味、無闇な残業は避ける

◆ 会社はビジネスの最高の学び場

◆「最期」を意識してこそ、人生は一層輝く

◆「生きがい」を持つことこそ、幸せな人生の秘訣

 

あなたも本書を読んで、「やりたいことは全部やる」人生を送っていきませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3702日目】