「まともなヨーロッパとアメリカの白人たちは、『もう我慢しない。キレイ後とは言わない。もうこれ以上、移民、難民は入ってこないでくれ』という思想を、敢然と表明し実行し始めた。それが、トランプ勢力が団結する切実な理由である。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1953年福岡市生まれ、早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任し、現在は評論家で、米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で活動する副島隆彦さんが書いた、こちらの書籍です。
副島隆彦『トランプ勢力の徹底抗戦でアメリカの国家分裂は進む』(祥伝社)
この本は、アメリカ大統領選挙(2024年11月5日)の直前に出版された。「アメリカがこれから向かう国家分裂は、もはや不可避である。」という著者の予言の書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.トランプ殺害未遂事件の恐るべき真実
2.アメリカを引き裂く善人と悪人の闘い
3.トランプ勢力が目指す真のアメリカ革命
4.権力とカネを握り続けるディープステイトの恐ろしさ
5.キレイごとがイヤになったアメリカ人の本音
6.トランプ側近の重要人物14人の知られざる素顔
この本の冒頭で著者は、「選挙制度はデモクラシーの土台であり、基本である。これが巨大な選挙不正で歪められたら、デモクラシーそのものの死を意味する。」と述べています。
本書の前半では、「トランプ殺害未遂事件の恐るべき真実」および「アメリカを引き裂く善人と悪人の闘い」について以下のポイントを説明しています。
◆ トランプ暗殺未遂は「国家犯罪」
◆ トランプ銃撃事件は安倍晋三殺しと一緒
◆ ポピュリストこそがアメリカ政治の伝統
◆ ロバート・ケネディ・ジュニアが見せた真のアメリカ人らしさ
◆ トランプ勢力の中心となるヒルビリーたち
◆ ヴァンスはトランプの真の後継者である
◆ 東部諸州との境目で起こる軍事衝突
◆ 悲しみも痛みも感じない悪人たちの本性
この本の中盤では、「トランプ勢力が目指す真のアメリカ革命」および「権力とカネを握り続けるディープステイトの恐ろしさ」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 2025年1月20日の新大統領就任式に実行すべきことが書かれた「プロジェクト2025」
◆ 中央人事機構を、どう自分たちの手で動かすか
◆ 国防総省と国土安全保障省の無駄の大削減・管理強化
◆ 福祉、メディア、エネルギー省、教育省の改革
◆ FRB廃止、通商問題
◆ トランプを裏で支えるピーター・ティール
◆ トランプ暗殺計画の原因は「プロジェクト2025」
◆ ディープステイトの資金源として出ているジョージ・ソロス
◆ うろたえオロオロとする司法省
◆ 悪の実行部隊はFBI
◆ ディープステイトという言葉を作ったJBS
◆ アメリカで起こっている民族大移動
◆ 今後、ズルズルと続くアメリカの国家分裂
本書の後半では、「キレイごとがイヤになったアメリカ人の本音」および「トランプ側近の重要人物14人の知られざる素顔」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ デモクラシーをぶち壊したディープステイトの大罪
◆ 人間の不平等の典型例が「親ガチャ、子ガチャ」
◆ トランプを支えるキープレーヤーたち、新幹部は表舞台には出ず
◆ トランプ新共和国で廃止される中央省庁
この本の締めくくりとして著者は、「この本で、これからのアメリカと世界の近未来を予言すると共に、後世に残す資料性を持たせることに主眼を置いた。」と述べています。
あなたも本書を読んで、今後大きく変わっていくアメリカと世界について学び、生き残りのための手段を考えていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3583日目】