「これまでの常識、ライフスタイルは通用しない」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1947年生まれ、早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に入社、1973年退職の翌年、『風薫る』で漫画家デビューし、その後『人間交差点』『課長 島耕作』などで数々の賞を受賞し、中高年の生き方に関する著書も多い、弘兼憲史さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
弘兼憲史『弘兼流 70歳からのゆうゆう人生ー「老春時代」を愉快に生きる』(中公新書ラクレ)
この本は、「人生100年時代」のフィナーレをハッピーに迎えるためのキーワードとして「老春時代」を挙げ、セカンドキャリアの中で、変化を恐れず、なにかにチャレンジし、それを愉しむ姿勢を推奨している書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.【心構え】人生後半「愉しく、快適」こそが最大のテーマ
2.【家族】「自分は自分、家族は家族」で生きてみる
3.【仕事】「死ぬまで愉快に働く」ための10のポイント
4.【人間関係】「なりたい自分」と他人との新しい関係
5.【挑戦】「愉快なフィナーレ」のためにチャレンジしたいこと
6.【仕上げ】弘兼憲史、「後期高齢者」になりました
この本の冒頭で著者は、「死ぬまで働くことは悲劇的なことではない」「死ぬまで愉しくチャレンジ」と述べています。
本書の前半では、「【心構え】人生後半「愉しく、快適」こそが最大のテーマ」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 人生の後半期を充実させるにはITスキルが必要
◆ 移動の自由は、快適な人生にとって重要
◆「わからないここと」から好奇心が湧く
◆ もう一度「上り坂」に挑んでみる
この本の中盤では、「【家族】自分は自分、家族は家族で生きてみる」「【仕事】死ぬまで愉快に働くための10のポイント」および「【人間関係】なりたい自分と他人との新しい関係」について考察しています。主なポイントは次の通り。
◆「別住」で、ひとり時間を演出する
◆「暮らし方の多様性」が増す時代
◆「夫婦は戦友」というマインドで生きてみる
◆ リスタートを成功させる「助走」
◆ 頭のよさの1つが「物事を抽象化して見る能力」
◆ 人生の終盤を「老春時代」にするには、マイナスの感情とつき合う時間を少なくする
◆ 死ぬまでつきあえる人間を3人持つ
◆ 謙虚で損をすることはない
本書の後半では、「【挑戦】愉快なフィナーレのためにチャレンジしたいこと」および「【仕上げ】弘兼憲史、後期高齢者になりました」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆「学び=遊び」という生き方
◆「他人が喜ぶ」を自分の喜びにする
◆ 大事にしたい「親子の距離感」
◆ 人生は楽しんだもの勝ち
あなたも本書を読んで、70歳からの「老春時代」を愉快に生きてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3070日目】