「同じ40代でも、あなたの親世代と比べれば、いまの40代の選択肢の幅は、比べものにならないほど広くなっています。」「そろそろ、あなたも人生の次のステージにシフトしていい時期なのです。」と述べて、その「招待状」として書いている本があります。
本日紹介するのは、神戸生まれ、経営コンサルテタント、投資家を経て、現在は「お金と幸せ」をテーマにした講演会やセミナーを全国で開催する作家の本田健さんが書いた、こちらの書籍です。
本田健『４０代にとって大切な１７のこと』（きずな出版）
この本は、この数年の世界の変化でこれまでのルールがまったく変わりつつある中で生き方に迷っている人が多いため、「これからどう生きるのか」を一人ひとりが自分自身で決めるための選択や可能性を伝えるために書かれた書です。
本書は以下の「１７の大切なこと」から成っています。
１．人生で、いちばん苦しいのが40代
２．仕事と家族に人生を奪われない
３．自分のリズムを見つける
４．家族とお別れの準備をしておく
５．これからの「下りの人生」に備える
６．楽しいことしか考えない
７．仕事との距離を上手に保つ
８．自分のエネルギーの予算配分を考えておく
９．自分を投資案件として見る
10．保証人になれる親友を持つ
11．応援される人になる
12．人間関係の資産を増やし、負債を減らす
13．「人生の優先順位」をつけ直す
14．ひとり旅に出る
15．過去から、幸せの記憶を取り出す
16．未来の自分にワクワクする
17．人生の目的の扉を開ける
この本の冒頭で著者は、「40代は30代と、どう変わるか？」と問いかけ、40代は「長い人生の中で『幸せのレベル』が最も下がるとき」と述べています。
本書の前半では、「人生で、いちばん苦しいのが40代」、「仕事と家族に人生を奪われない」、「自分のリズムを見つける」および「家族とお別れの準備をしておく」をテーマに、次のポイントを説明しています。
◆ 40代は後半の人生を決める大切な10年
◆ 40代は不幸な感覚があって当然、割り切って生活してみる
◆ 仕事、家族の役割、子育てに自分を失うことに陥りやすい
◆ 役割の犠牲にならない、何にイエスと言い何にノーと言うか
◆ いまの人生に、新しいリズムを入れてみる
◆ 自分の理想の生活リズムをイメージする
◆ 両親、子どもとお別れの準備をしておく
◆ 自分が死ぬことも考えておく
この本の中盤では、「これからの「下りの人生」に備える」、「楽しいことしか考えない」、「仕事との距離を上手に保つ」、「自分のエネルギーの予算配分を考えておく」、「自分を投資案件として見る」、「保証人になれる親友を持つ」、「応援される人になる」および「人間関係の資産を増やし、負債を減らす」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆「40代の自分」の取扱説明書をつくる
◆ 毎日の楽しみと喜びを増やす
◆ 仕事に何を見出すか、考えておく
◆ お金とエネルギーの予算配分を決める
◆ 将来、お金を生み出せるスキルを身につけておく
◆ 知人、友人、親友の違い
◆ 応援されるために、人望を高める
◆ 30年後にグループで成功するという考え方
本書の後半では、「人生の優先順位」をつけ直す」、「ひとり旅に出る」、「過去から、幸せの記憶を取り出す」、「未来の自分にワクワクする」および「人生の目的の扉を開ける」について著者の見解を紹介しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 自分を「ゼロ・リセット」してみる
◆ 自分が幸せを感じられる場所
◆ ひとり旅を楽しむのに、お金はいらない
◆ 自分のいいところと、つらかったことを思い出す
◆「自分年表」をつくる
◆ 50代からの人生をイメージしておく
◆ 自分ができそうなことをリストアップする
◆ これをやらないと死ねないと思うことは？
この本は、20代、30代について著者が書いた次の書籍に続くシリーズ第３弾で、前２作と併せて読むことをお薦めします。
この本の締めくくりとして著者は、「いろいろあった40代だからこそ、その経験を生かして、可能性を開いていくことができるのです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「40代にとって大切な17のこと」を学び、人生で実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【2676日目】
