「ラクして幸せに生きるには『コツ』がある」と述べて、できるだけ働きたくない実業家がラクしてほどほど幸せに生きる100の哲学・コツを抽出して書き残した本があります。
本日紹介するのは、1976年神奈川県生まれ、中央大学、アメリカ・アーカンソー州への留学を経て、1999年インターネット掲示板「2ちゃんねる」を開設して管理人になったのち、株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任して「ニコニコ動画」を開始、英語圏最大の掲示板「4chan」の管理人になるなどの活動をしているひろゆき(西村博之)さんが書いた、こちらの書籍です。
ひろゆき『ラクしてうまくいく生き方~自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ』(きずな出版)
この本は、「自分は別にお金持ちになりたいわけでも、成功者になりたいわけでもない。なのにいま、いろいろ心身ともにストレスイフルな毎日だし、将来に対する不安も多くて、生きるのがなかなかしんどい。だからもうちょっとラクしていきたいなあ」というような人に向けて書かれました。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.はじめに ラクして幸せに生きるには「コツ」がある
2.自分の行動を変えてみましょう
3.お金の使い方を変えてみましょう
4.人間関係を変えてみましょう
5.働き方を変えてみましょう
6.心の持ちようを変えてみましょう
この本の冒頭で著者は、「僕は極力、働きたくないんです。」「僕は自分の会社を大きくしていくことには興味がありません。僕自身がしんどくなく生活できるお金を稼げれば、それで満足なわけです。」と述べています。
本書の前半では、「自分の行動」および「お金の使い方」を変えることを提唱しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 目標はトコトン低くしてまず行動すると続けていける
◆ 自分のタイプを知っておき、期待し過ぎないようにする
◆ うまくいかないことは明日に回し、さっさと寝てしまう
◆ まず「目的」をはっきり決める癖をつけてしまう
◆ 自分の維持費、生活水準を上げない
◆ 他人のためにお金を使うと、より幸せを感じられる
◆ 都心に住むのをやめてみる
◆ おトクなことを探す
この本の中盤では、「人間関係」を変えることについて、以下のポイントを挙げています。
◆ あえて弱みをさらけ出す
◆ 正しいコミュニケーション能力を身につける
◆ 笑顔でいることは好意を持たれる最大の武器
◆ 自分と合わなければ出ていく
この本の後半で著者は、「働き方」および「心の持ちよう」を変えることについて考察しています。主な提言は次の通り。
◆ 実績は能力に勝る
◆ 何かをうまくこなすために何より大切なのは「情報量」
◆ ライバルの少ない、自分が勝てるところで勝負する
◆「営業スキル」を身につける
◆ 自分の中の優先順位を決めておく
◆「すべてはネタになる」と考える
◆ 根拠のない自信を持つ
◆ 具体的な事実にフォーカスする
あなたも本書を読んで、自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツを学び、ラクしてうまくいく生き方を実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2543日目】