「結婚したいと思っている人が婚活をするなら、がんばりすぎず、無理をしすぎず、シンプルに『ご縁』を見つけてほしい」と述べている本があります。
本日紹介するのは、婚活分析アドバイザー、婚活初心者専門コンサルタント、株式会社ヒカルヨ代表取締役社長、結婚相談所ganmiを運営している三島光世さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
三島光世『婚活は「がんばらないほうが」うまくいく 大切なご縁を最速で形にする成婚塾』(秀和システム)
この本は、婚活において、ほんのちょっとした視点や思考の転換で「ご縁」をつかめるし、実際つかんで幸せになっている方の事例を挙げながら、大切なご縁を最速で形にするための書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.出会いはがんばらなくても大丈夫
2.視点を変えるだけで理想の相手に仕上がる
3.理想の「結婚運」は自分でつくれる
4.自分のことがわかったときが、幸せになれるとき
5.結婚のハードルはホントに低い
この本の冒頭で著者は、「結婚に『出会いの数』は重要ではありません」「結婚は『ご縁』を見つけられるか、つかめるかだ」と述べています。
では、「ご縁」というのは、いったい何なのでしょう? 本書では、「ご縁」というものの正体を落とし込んで伝えてくれます。
また「ご縁」は生き物で、つねに動いています、と著者は言います。あなたが、自分の「ご縁」に気づくことができれば、目の前にある「ご縁」を逃さず、手に入れることができるのです。
本書の前半では、「出会いはがんばらなくて大丈夫」ということを説明し、それよりも「ご縁」をつかむために大事なポイントを以下の通り挙げています。
◆ 結婚相手を「恋愛脳」で決めないで、その人の「価値判断」にチェンジする
◆「結婚相手」として見極める5つのポイント(➀仕事に向かう姿勢、②金銭感覚、③オンナ癖、④家族との関わり、⑤情緒の安定)
◆「小さなご縁を見逃さない」ための秘訣は、➀ひとりで過ごす時間を増やす、②結婚相手のストライクゾーンを広げる(こだわりを捨てる)、③他人の意見に影響されない
◆ 出会う人数は5人で十分
◆ 結婚相手を絞るポイントは、➀好きになれそうな人を探さない、②比較対象を多くしない、③決め手はいらない、④決断力をつける
◆ 恋愛の「好き」ではないけど結婚したら幸せになる「第3の縁」をつかむ
続いてこの本の中盤では、「視点を変えることで理想の相手になる」ことを、具体的な事例を紹介しながら解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 婚活中の「ダサイ男」は結婚後にいくらでも変えられる
◆ どうしても譲れない条件は3つまでに絞る
◆ 絞るポイントは、➀変わりにくい条件を挙げる、②条件を選んだ理由をはっきり説明できる
◆ 世帯収入で考える女性こそ男性からも選ばれる
◆ 婚活を制するために「婚活メモ」は必須
◆ 婚活は就活と同じ、「自己分析」は欠かせない
◆ 相手への期待値をムダに上げない方法は、➀結婚生活の現実を知る機会を増やす、②「幸せにしてもらう」思考から「幸せにしてあげる」思考への転換
◆「話せる相手」と3回会えれば結婚相手候補
本書の後半では、理想の「結婚運」のつくり方、および「自分のことがわかることが幸せになれること」について、以下のポイントを解説しています。
◆「運がいい」人の特徴は、➀自分を知っている、②決断力がある
◆ 結婚できる時期は短い、短期集中で頑張ること(行動が大事)
◆ 婚活写真は「命」、自己ベストを尽くす
◆ 婚活は「親離れ」のいい機会、相談するなら「婚活して幸せな先輩」に
◆ 婚活期間が長すぎる人の特徴は、➀神経質、②被害妄想、③考えすぎ
◆ 恋愛感情を求めすぎない
◆ 男性は「頼られたい」と思っている
◆ 自分の弱みを見つけた人から結婚できる
この本の最後で著者は、「結婚のハードルがホントに低い」ことを次のような状況を紹介しながら説明しています。
◆ 最終審判は「ありふれた日常」で決めていい
◆ 他人から見たらどうでもいいようなことに幸せがある
◆ 他人のことは、たとえ結婚してもわからない
◆「第3の縁」を見つけて幸せをつかもう!
本書の締めくくりとして著者の三島さんは、「結婚を決断したものの、やっぱり無理だと判断したら、そとときは離婚するという道もある」と述べています。
「やらない後悔より、やる後悔。そんなチャレンジングな精神が、きっとみなさんの幸せのドアを開いてくれる」のです。
あなたも本書を読んで、婚活を「がんばらない」ことで、大切なご縁を最速で形にする成婚の秘訣を学び、幸せをつかみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2539日目】