「メンタルのありようで人生はどうにでもなります。気持ちひとつでエネルギッシュに、楽しく生きていける。」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、1982年生まれ、慶應義塾大学経済学部卒業、お笑いコンビ・オリエンタルラジオとしてデビューし、インテリ芸人として認知を広げ、情報番組でコメンテーターをしたり、紅白歌合戦にも出場、YouTube動画「中田敦彦のYouTube大学」を配信し、チャンネル登録者が100万人を超えるなど、多彩な活躍をする中田敦彦さんが書いた、こちらの書籍です。
中田敦彦『中田式 ウルトラメンタル教本 好きに生きるための「やらないこと」リスト41』(徳間書店)
この本は、「どうすればいつも前向きでいられるのか?」を試行錯誤のすえに著者が身に着けたメソッドを紹介している書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.基礎編
2.仕事編
3.人間関係編
4.組織・集団編
5.人生編
この本の冒頭で著者は、中田式ノウハウや作法の骨子は、「くじけないメンタル」と「冷静な思考」を持つことだ、と説明しています。
まず「基礎編」として、楽しくエネルギッシュに生きていくために、以下のことをポイントに挙げています。
◆ 個性とは、後天的に備わっていく付加価値
◆ 本を読む、人から教えを請う、とくにビジネスで成功している人や独創的な活動をしている人に話を聞く(=「先進国に会う」)
◆「学びたい」と思うことが成長の必要条件
◆ 泥臭く汗をかこう、そんな人に女神は微笑む
◆ 自分の言い分を通すために大切なのは、論理的になること
◆ 晴れでも曇りでも、とにかく空を見る
◆ あなたの「弱点」が、最大の「武器」になる
◆ ピンチはチャンス、思い切って突き進もう
続いて、「仕事」や「人間関係」において、著者の中田さんが提示しているポイントは以下の通りです。
◆「副業」であなたの中に多様性を作る
◆ テイクよりもギブに力を注ぐ
◆ ミッション達成のために、ありのままの自分を封印して、役割を演じ切る
◆ 成功談よりも失敗談を披露しよう
◆ モノを持たない、次世代に資産を残さない
◆ 真面目な人ほど、自分を過小評価しがち
◆ 人脈とは狙って作れるものではない、「ご縁」の精神で人と接しよう
◆ あこがれの上司や先輩のいいところをどんどんマネる
この本の後半では、「組織・集団」や「人生」において楽しく生きるポイントが記されています。著者が提示するコツは次の通りです。
◆「緊張」は真剣に取り組んでいる証拠
◆ すべては地道な作業の積み重ね
◆ チャレンジとは未知の世界、恐怖や不安は当たり前
◆ 休むのが下手な人は、仕事も下手
◆ 自分を知ろう、そのためには「学び」だ
◆ 今この瞬間を楽しむ、幸福は追わなくても向こうからやって来る
◆ 出し惜しみせずにやり続ければ、武器は必ず見つかる
◆ 同じ場所に居続けない
著者の中田さんは、「最高の仕事」とは、次の5つの条件をすべて満たすもの、と定義しています。
1.成果を出している
2.周囲に認められている
3.満足な報酬が得られている
4.やりたい職種に就いている
5.気の合う仲間がいる
その中でも一番重要なのは、1の「成果を出している」だと言います。成果さえ出していれば、2~5の条件は自然についてくるでしょう。
この本の最後で著者は、複雑きわまりない現代を生き抜くために、アントニオ猪木の名言「元気があれば何でもできる」と、NIKEのキャッチコピー「Just Do It」という2つの精神を持ては怖いものはない、と述べています。
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では、今日もハッピーな1日を!