書評ブログ

『人生100年時代の稼ぎ方』

人生100年時代に、働く不安、お金の不安、老後の不安から自由になる方法として、「稼ぎ方」について三人の識者が語ってくれている本があります。

 

 

本日紹介するのは、経済評論家勝間和代さん、株式会社ウイリアムズ・リー・タグ代表取締役社長久保明彦さん、ビジネスコンサルタント作家和田裕美さんの3人の共著による、こちらの新刊書籍です。

 

 

勝間和代・久保明彦・和田裕美『人生100年時代の稼ぎ方』(アチーブメント出版)

 

 

この本は、2018年11月に北海道・釧路市にて、エンジン01文化戦略会議が主催したイベント「エンジン01 in 釧路」「人生100年時代の稼ぎ方」をテーマとした講座を書籍化したものです。

 

 

 

本書は以下の3部構成から成っています。

 

 

1.人生100年時代の課題をクリアする

 

2.幸福の概念と人材価値をアップデートする

 

3.100年稼ぐためにやるべきこと

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「お金の不安をなくす一番簡単な方法は、60歳の定年退職後も、何らかの形で仕事を続けることです」と述べています。

 

 

 

そして、異動も転職も常に将来性がある方にBETし続ける(賭け続ける)ことが重要だ、と著者の勝間さんは言います。

 

 

安定性で選ぶのは、下りのエスカレーターに乗って上がろうとするも同然だということです。

 

 

 

また、もう一人の著者・和田さんは、「稼げる自分」をつくる4つの管理として、以下の管理を挙げています。

 

 

◆ 健康管理

 

◆ 時間管理

 

◆ 金銭管理

 

◆ 感情管理

 

 

 

さらに、「100年稼ぐためにやるべきこと」として、以下の12の行動を挙げています。

 

 

1.100年たっても変わらない「お金の基本ルール」を知る

 

2.100年たっても変わらない「稼げる三つの条件」を知る

 

3.自分を「雇う側」に立ってジャッジする

 

4.人材価値を下げないために最低3年間は一つの会社に勤める

 

 

 

5.プライドを捨て、将来性を取る

 

6.プライドより結果を出す行動を最優先する

 

7.「稼ぐ環境」は自ら選択する

 

8.年金よりも副業

 

 

 

9.「陽転思考」を武器にする

 

10.会社のブランドに頼らず「個人ブランド」をつくる

 

11.女性は「かわいいと思われたい」気持ちを捨てる

 

12.収入の7~8割で暮らし、2~3割を投資信託で増やす

 

 

 

この本の最後で著者の一人、久保さんは「リスクを取らないリスク」に言及しています。

 

 

グローバル経済化がますます進展する中で、情報の網を世界に広げること、個人のブランドを確立させるために自己投資をすること、そのために、人と違う選択をすることを恐れないことが重要だ、と言います。

 

 

同調圧力に負けず、自分だけができること、自分だけが生み出せる価値を追求することを勧めています。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「人生100年時代の稼ぎ方」を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!