人生の折り返し後となる55歳からの人生を幸福に生きるためのコツを書いた本があります。
本日紹介するのは、東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授の齋藤孝さんが書いた、こちらの書籍です。
齋藤孝『55歳からの時間管理術 「折り返し後」の生き方のコツ』(NHK出版新書)
この本は、人生90年として、55歳以降は35年あり、この決して短いとは言えない時間を、さらに実りあるものにするためにはどうすればいいか、時間の使い方を中心に考えるための書です。
本書は以下の6部構成からなっています。
1.人生の中に55歳を位置づける
2.55歳の時間割は、自分で自由に決めていい
3.55歳からの時間管理術① 仕事は社会貢献と考える
4.55歳からの時間管理術② 好きな趣味と教養に没頭する
5.55歳からの時間管理術③ 雑談力を磨いて社交を楽しむ
6.この人の老い方を見よ!-人生の先達の老年期に学ぶ
この本の冒頭で著者は、55歳にして、「良き習慣を手に入れた」ならば、その後の人生は安心です、と述べています。
そして、55歳の位置づけや、時間配分、時間管理術として、以下のようなポイントを紹介・解説しています。
◆ 1週間ごとの振り返りが大事
◆ 1年をともに歩むノートをつくる
◆ 目標を目指す過程の充実感
◆ 生き方のスタイルは自分で選び取るもの
◆ スタイルがある人はトータルコーディネートができている
◆ 所属感が精神を安定させる
◆ 社会に貢献しているという充実感
◆ 日本で暮らしていることの幸福
◆ 日本で暮らしていることの幸運
◆ 55歳からの目標は、真善美
◆ ライブを楽しむにも「予習力」
◆ 一流のものは自分にスイッチを入れてくれる
◆ ジョークは礼儀として笑え
◆ 雑談は30秒
◆ ジョークは社会的成熟度のバロメーター
あなたも本書を読んで、55歳からの時間管理術を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!