未来がどのような時代になろうとも、「書く」ことは絶対に必要なスキルだと断言できる、と提唱している本があります。
本日紹介するのは、国会議員秘書、IT系上場企業の役員などを経て、現在はコラムニスト、明治大学サービス創新研究所客員研究員の尾藤克之さんが書いた、こちらの書籍です。
尾藤克之『即効!成果が上がる 文章の技術』(明日香出版社)
この本は、文章を書くことは、コツさえ覚えてしまえばそんなに難しいことではない、ということを事例を通して、わかりやすく解説している書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.成果が上がる!マインドセット
2.まずは「基本スキル」を身につけよう
3.文章の「やってはいけない!」
4.「説得力」を高める技術
5.「好感度」を高める技術
6.とっておきの「読ませる」技術
7.とっておきの「伝える」技術
8.うまい・伝わる!実践ワーク
この本の冒頭で著者は、「文章を書くのは難しい」と思っている人が多いのは、「伝えたいことがハッキリしていない」からだ、と指摘しています。
つまり、「なにを書きたいのか」が明確になっていない、ということです。それを明確にしたうえで、尾藤さんは「目標を達成できる文章」を書くことを提唱しています。
著者が指摘する「目標を達成する」とは、「相手に的確に伝えること+的確に伝えたうえで行動を促すこと」になります。
以上のことを踏まえたうえで、本書で述べている、成果が上がる「文章の技術」には、次のようなポイントがあります。
◆ 書く目的とターゲット読者を明確にする
◆ 最初の100文字で決まる「読みたい!」気持ち
◆ ストーリとゴールを設定する
◆ 自信を持って断言しよう
◆ 読者の関心に合わせたテーマを設定する
◆ 読書が文章力を高めてくれる
◆ あいまいさを排除し、根拠を示して強く言い切る
◆ くり返すことで説得力が高まる
◆ 親しみやすいキーワードを使う
◆ 読まれる文章はタイトルと出だしの工夫がある
◆ 読む人にベネフィットを与える
◆ 会話をしているように書く
◆ 話をかみ砕く
◆ 文意がわからなくなったら細かく切る
◆ 文章は一生のスキルになる
あなたも本書を読んで、どんな文章でも10分で仕上げる技、文章の技術を身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!