「人生も振り子のように、加えた力の分だけ振れていく、ということが言われるが、それは単なる振り子ではなく、ある一定の規則正しいバイオリズムを波打つものだ。成功者たちの人生は、正に、このバイオリズムに当てはまる。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、4000人の著者プロフィールを研究し、日本初のプロフィールライターとして独立し、出版プロデューサーとして活躍した後、高取宗茂氏との出会いから、立志出版社を設立して、同氏の『道に迷う若者へ』を全国をリヤカーで回って1万部手売りした、田中克成さんが書いた、こちらの書籍です。
田中克成『成功のバイオリズム「超進化論」-あきらめなければ人生は必ず好転する-』(きずな出版)
この本は、次の2つの問いに対する答えをテーマとして書かれました。
◆ なぜ試練は繰り返されるのか?
◆ そして、繰り返される試練にどう立ち向かうのか?
本の冒頭で著者は、「ステージが上がる前には必ず、やることのすべてが行き詰まる “ 試練 ” がやってくる。そして、その試練の渦中で、たった一つの譲れない “ 信念 ” だけが残され、その信念をあきらめない覚悟が決まったとき、次のステージにいる新たな人との出会いがある。人は皆一様に、そうやって人生のステージを上げていくのだ。」と述べています。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.ゼロからの出発-試練の中にあるとき
2.進化の法則-進化には絶対的な過程がある
3.循環の法則-成長期「与えれば与えられる」
4.使命の法則-停滞期「自分を否定しない」
5.習慣の効力-活動期「実践が未来を創る」
6.決断の基準-過渡期「信念をつかむ」
7.成功の定義-ゴールがスタート地点になる
著者の田中さんは、「人生インタビュー」を重ねる中で、人の成長と進化の過程に共通する法則を見つけ、「成功のバイオリズム・超進化論」と名付けました。
それは、普遍のバイオリズムで、以下のことが誰にでも当てはまるものです。
「あきらめなければ必ず人生は好転する」
「ステージが上がる前には試練というお知らせがやってくる」
なぜなら、この「超進化論」は、宇宙全体に流れる法則だからだ、と著者は言います。
また、この進化の過程として、新しいステージは次のようなバイオリズムで成長していく、と本書では説明しています。
1.成長期
2.停滞期
3.活動期
4.過渡期
5.新ステージの成長期
上記の「過渡期」の最後に、落ち込む「試練」があって、そこを経て新たな「出会い」(ブレイクポイント)があって、ステージを上げていく、ということです。
続いて、各進化の過程についての説明が記されていて、「与えれば与えられる」循環の法則、「自分を否定しない」使命の目的、「実践が未来を創る」習慣の効力、「信念をつかむ」決断の基準について、説明が記されています。
この本の最後では、成功の定義が紹介されていて、著者が出会って衝撃を受けた、高取宗茂さんによる成功の定義は、「常に目の前の選択にある」ということです。
著者が1万部を手売りした、高取宗茂さんの『道に迷う若者へ』(立志社出版)は、こちらです。
そして、著者による、次のラストメッセージで本書は、締め括られています。あなたも、そのメッセージを受け取ってみませんか。
「あきらめなければ人生は必ず好転する」
「絶対に途中であきらめるな。」
「人生は振り子だ。マイナスに振れた分だけプラスが約束されている。」
「今は何もできなくていい。人より劣っていてもいい。」
「どんなに人に迷惑をかけてしまってもいい。」
「それでも、自分の未来まであきらめてしまう必要はない。」
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では、今日もハッピーな1日を