「入社してからの3年間ほど、辛い時期はない。この3年間のうちに、君は一生で経験するすべてのことを経験する。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、博報堂で8年間CMプランナーとして勤務した後、俳優、作家として活躍する中谷彰宏さんが書いた、こちらの書籍です。
中谷彰宏『入社3年目までに勝負がつく77の法則』(PHP文庫)
この本は、「入社してからの3年間で、君のすべてが決まる。」として、以下のことを伝えるために書かれました。
◆ この3年間は、決して準備期間ではない
◆ この3年間に、頑張った人は、好きな仕事ができるようになる
◆ この3年間に、苦労をたくさんした人は、仕事のできるプロになる
◆ この3年間に、油断をした人は、一生逆転できなくなる
◆ この3年間に、この本に出会った人は、運を切り拓く
◆ この3年間は、黄金の3年間である
本書は、入社3年目までにつく勝負で勝てるための77の法則を、著者の経験をもとに、分かりやすく説明しています。
かなり厳しいことを提示していますが、そこには著者の中谷さんの愛情が感じられ、心に響くものがあります。とくに私が深い感銘を受けたメッセージを以下に紹介します。
◆ 厳しいことを言ってくれる人をそばに置く
◆ とにかく量をこなす、技術の社会では量は必ず質に転換する
◆ 頭にきて机を叩き割りたくなったら一人前、真剣に一生懸命仕事をした証だから
◆ 地獄の中でこそ、得るものが多い
◆ 小さいチャンスを逃がさない
◆ 大きな仕事は結果が出るまで時間がかかる
◆ 地味な作業が、永遠の喜びとなる
◆ 一生懸命考えた人にだけ、答えを教えてくれる
◆ 悪口を言われたら、向上し始めた証拠
◆ 名刺は銃だ、相手に出されたら君の負け
◆ 信用をつくるために仕事をしているのだ
◆ 一生つきあえる人とは、入社3年目までに知り合っている
◆ 給料より、ノウハウを持ち帰る
◆ 深刻そうに報告しない、たいていは大したことではない
◆ たくさん恥をかいた人が伸びる
◆ クレームが多いのは、たくさん仕事をしている証拠
◆ どうせなら大きいジグソーパズルのような人生をつくろう
◆ この3年間ほど、大事な時期は、一生のうちで二度とはない
◆ この3年間に経験しなかったことは、もう生涯、君には起こらない
◆ この黄金の3年間が、君の成功の扉を開くのだ
あなたも本書を読んで、人生で最も大切な3年間である「入社して3年間」を充実したものにしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を